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Space X、車を宇宙に飛ばす

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数日前、このビデオが友人から送られて来た。 Space X(イーロン・マスクのロケットの会社)がTeslaロードスター(イーロン・マスクの電気自動車の会社)を乗せたロケット(Falcon Heavyという)を試験飛行で宇宙に飛ばして、その車にはちゃんと宇宙服着たマネキンが運転席に座っていて、しかも「 DON'T PANIC! 」と車に書いてあるので、「これはこれは!」と思って情報をくれた、、、らしい。 さらに車にはDavid Bowie の Space Oddityがかかっているらしい! 宇宙は真空なので、音楽は全く意味がないことに注意(笑)歌詞は こっち 。 DON'T PANIC!はthe hitchhiker's guide to the galaxyという、世界に羽ばたくサイエンティストならば読んだほうがいいと私が思っている本から来ている。でないとDON'T PANICと車に書いてあっても意味がわからないではないか。。。 「利己的遺伝子」を書いたリチャード・ドーキンスもお勧めしている本。 Lament for Douglas Adams から引用。 "What I didn't know was how deeply read he was in science. I should have guessed, for you can't understand many of the jokes in Hitchhiker if you don't know a lot of advanced science." と書いてあるように、かなりのサイエンスの知識がないと、ヒッチハイカーのジョークが理解できない。 イーロン・マスクもお勧めの本。(宇宙に飛ばした車にDON'T PANIC!って書いてるんだから当然か) 14 books that inspired Elon Musk (Business Insider) 英語で読むことをお勧めする。2冊目The Restaurant at the End of the Universeは日本語のタイトル間違ってるし。「宇宙の果てのレストラン」じゃなくって、「宇宙の終わりのレストラン」。Advan

ジョージ・オーウェルの1984はdepressing(憂鬱)

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トランプ政権になって直後にこんな記事が出た。 Why ‘1984’ Is a 2017 Must-Read (New York Times) (なぜ1984が2017年に読むべき本なのか) なんでもジョージ・オーウェルの1984という本がアマゾンの本のトップになったそうである。この記事は1月のものだが、今日(7月30日)でもまだ24位! イメージをクリックするとアマゾンのウェブサイトに行きます。 ということで、キンドルに入れて読んでみた。クラシックだから我慢して読んだが、読むの大変だった。クラシックは教養のため、我慢して読まなければいけない。なんたって2017年の読むべき本だし、学生に聞いたら、これ高校の国語の授業で読んだらしい。 アメリカ人て将来こんな風になると思っているの? (ちなみに書いたのはイギリス人) Fahrenheit 451(華氏451度)よりも憂鬱なのだが。 イメージをクリックするとアマゾンのウェブサイトに行きます。 焚書坑儒みたいな話。 いろいろ学ぶことも多かった本で、確かに読んでおいてもいいかもしれないけど、げんなり。 今日の教訓 ものすごく憂鬱な本だった。 過去のブログ ・ 紙媒体の良さ (フィルターバブルとその対処方法について) ・ Writing skill(書く能力)

紙媒体の良さ(知的孤立に陥らない方法)

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この前島岡さん(じゃなかった、島岡先生)の「 行動しながら考えよう 」の感想文の続き。 5章 情報化社会だからこそ「暗記力」を強みにしよう の中に、「フィルターバブルから抜け出すには」という文章がある。 フィルターバブルについて、ウィキペディアより引用。 フィルターバブル(filter bubble)とは、インターネット検索サイトのアルゴリズムが、ユーザーの情報(所在地、過去のクリック履歴、検索履歴などに基づいてユーザーが見たい情報を選択的に推定するような検索結果を出すことが原因で、ユーザーがその人の観点に合わない情報から隔離され、実質的に彼ら自身の文化的、思想的な皮膜(バブル)の中に孤立するようになっていくこと。 主な例は、グーグル・パーソナライズド・サーチ、およびFacebookのパーソナライズド・ニュース・ストリームである。 この語はインターネット活動家であるイーライ・パリサーが同名の題の著書の中で作った新語である。パリサーによると、ユーザーは次第に対立する観点に露出しなくなり、自分自身の情報皮膜の中で知的孤立に陥る。 引用終了。 なんか、 マトリックス みたいー。 この後どうなるんだったっけ? もう一度映画みなおそうかしら? それにしてもRed Pillを薬局でもらったら笑っちゃいそうだ。 話を元にもどして。 島岡先生の本にはフィルターバブルの対策方法が書いてあるので、それは本を読んでもらうことにして(←本の宣伝)、私の場合の発見。 うちの家にはScienceとNatureと 実験医学がくる 。(ついでにNature Review RheumatologyとMoney Magazineも購読している)雑誌の場合普通始めのページから一枚ずつめくっていくことになる。めくっていくうちに PubMedでもGoogleでも自分では絶対検索しない記事 に出会うのである。eTOC(雑誌がでるたびに目次をメールで送ってくれるサービス)でもクリックしなければ意味ないし。私記事をランダムにクリックしたりしないし(笑) これって非常に大切なことでは? 紙の無駄と昔は思っていたけど、研究者で専門バカになったら結構致命的だし。新しいアイデアとか知識はランダムに取り入れていかないといけないよね。 もっともgoogle scholarの右側の

行動しながら考えよう 感想文その2

行動しながら考えよう 感想文その1の続き。 新しい単語をならった。Follower(フォローワー)というらしい。なんかGoogle ScholarかResearch Gateのfollowerみたいな単語である。リーダーを支えるチームメンバーのことらしい。リーダーシップの本はいっぱいあるが、フォローワーの本はあまりない。多分誰も読む気にならないのかもしれない。「縁の下の力持ちになるには」よりも「会社をひっぱっていくには」のほうが読む気になる。だが「船頭多くして船山に登る」という通り、リーダーばかりいるチームだと何も動かないのである。ここまで読んで、某サッカーチームを思い出した私。金があるので世界中からトップレベルのサッカー選手を引き抜いてくるのだが。。。ちなみに「船頭多くして船山に登る」は英語ではtoo many cooks spoil the brothというらしい。 フォローワーにもいろいろあって、一番いいのは「勇気あるフォローワー」らしい。リーダーの話を聞き批判できるフォローワーが勇気あるフォローワーだそうな。なるほど。でもフォローワーてなんか聞いたことない。確か日本語でもっとぴったりマッチした単語なかったっけ?と思って探したらあったあった。 【第14回】あなたは本田宗一郎の補佐役になれるのか? (1/2) 引用開始。 リーダーシップにかかわる学問的な議論の中ではあまり注目はされてこなかったが、実現場において非常に重要なのがリーダーを補佐するもの、補佐役の存在である。ナンバー2、女房役、番頭など呼び方はさまざまだが、名経営者の脇にはこうした存在があるのは珍しいことではなかった。 引用終了。 島岡さんの本に出てきた定義にぴったし! どのサイズのチームにも一人や二人はリーダー支える人がいるよね。 さて、アカデミックのフォローワーはStaff Scientistsという。日本はどうか知らないけど、ヨーロッパではれっきとした仕事である。実はアメリカでも存在することが、この前読んだ記事で判明。 Staff scientists find satisfaction in playing the support role ハーバード大学には1316人!  島岡さんの本によると、一番最高の人材は 状況によってリーダーにもフォローワーにもなれ

行動しながら考えよう 感想文その1

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この前「アカデミックで成功する人は文章書くのが好き」仮説を立てて島岡さんに連絡したら、本をまた出したという話の続き。(ちなみに 島岡さんは三重大医学部の教授 なので、日本語を使うのなら島岡先生というのが正しい。) その本が届いた。 【内容】行動しながら考えれば,あなたの研究生活を取り巻く「悩み」を解決できる.重苦しい悩みに足を絡め取られた状態で漫然と実験をするのはもうやめよう.あなた自身を取り戻し,あなたが一番するべき仕事に集中しよう.  【目次】 序章 悩める若手研究者とその卵たち12のケース 1章 行動しながら考えようーーThinking While Acting 2章 ネガティブな感情を活用しよう 3章 研究者は営業職。視点を切り替えよう 4章 研究室での自分の立ち位置を分析してみよう 5章 情報化社会だからこそ「暗記力」を強みにしよう 6章 新しいことをはじめてみよう 7章 戦略的に楽観主義者になろう 序章がなんと本の4分の1もある。「最近島岡さんは研究者の悩み相談室も始めたのかいな?」と思いながら読んでいた。悩みの全部にQuick answerとAlternative answerがある。一般的にでてくる(誰でも考えつく)答えがQuick answerでちょっと別視点から見たのがalternative answerである。この alternative approach がこの本のキーワードで、全ての章に現れている。どうも島岡さんはalternative approachを考えるのが得意らしい。 結論は、 皆いろいろなことで悩んでいる というか 島岡さんでさえ悩んでいた! である。自分でもよくわからんが、ここで安堵する。「島岡さんも悩んでたんだー!」という感じである。成功している人はハタからみると順風満帆なのだが、実際はそうでないということである。「 失敗なくして成功せずの意味は実はこんな感じ? CV of failures(失敗の履歴書) 」で紹介したが、成功している人も失敗もいっぱいしている。(っていうか、よく失敗の数覚えてるよね。「2章 ネガティブな感情を活用しよう」かしら?)  ちなみに私は海外留学したいという学生から相談を受けた時に、 あんまり考えすぎると留学できなくなりますよ。若くて無謀な時にやっ

Writing skill(書く能力)

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またもや研究費申請書作成中。最近「どこに行こうが何をしようが書かないといけない」ということがだんだんわかってきたので、書くしかないのである。 島岡先生もそうだが、アカデミックの人は本を書くことが多い。(と書いて、日本はどうだったっけと思うが) こっちではどこぞの教授が書いた渾身の(読むのが、ものすごい大変)本とかが山積みになってベストセラーになっていたりする。 こんなのとか(笑)  こんなのも。島岡先生に教えてもらった本だが、歯がたたなかった。教科書になるぐらい有名な本。 「先生方、日々の忙しい中、一体書く時間がどこにあるんだ?」と思っていたが、数日前、はたと新しい仮説を思いついた。(証明してないから仮説である) ようするにアカデミックの人は書くのが好き。 なるほど。そうでないとFull professorになれない。研究費申請書書いて生き残らないといけないからね! それにしてもWriting skillはどこにいっても通用する能力である。だから 代わりに書いてくれるサービス(友人の会社) とかもある。この能力、とうぶんAI(人口知能)には取って代わられないんじゃないかと思う。どこでもかしこでも書かないといけないからね! アメリカ人書くの好きよ! さて、その「アカデミックの人は書くのが好き」仮説を島岡先生に(他の話とともに)送ってみたら、なんと島岡先生また本を書いたらしい! 行動しながら考えよう 研究者の問題解決術 内容紹介 すべての“悩める研究者”におくる,研究者による,研究者のためのビジネス書 だそうである。 Government of the people, by the people, for the people, shall not perish from the earth. じゃないとこが惜しい。 それにしても、書くの好きですね島岡先生! ちなみに書く人は読むのも好きである。私は「ある程度読まないと書けないのでは?」という仮説も立てている(笑)私は本を読むほうだが、島岡先生はもっと読む(本棚見せてもらいたいぐらい)と勝手に思っている。読むで思い出したが、前に見つけてのけぞった文章読むスピードの記事。 Do You Read Fast Enough To Be Successful? Stapl

親の誕生日のお祝いの催促 2017年

今年のうちの親の誕生日の催促メール 「遠藤周作著 ルーアンの丘 若き遠藤が 1950年(私が産まれた年)にフランス留学に行った時の日記 テレビで一部紹介していたので 全部読みたくて買おうと思ったけど ネットで4万円のしか見つからなかった。 さがしてくれると嬉しい。 駄目なれば 所蔵している図書館だけでも知りたい。 藤原正彦の「若き数学者のアメリカ」とちょっと似てるところがある 若い時に触れた異文化に対する想いが」 私の返事メール 「遠藤周作「ルーアンの丘」 「 日本最大の図書館検索 カーリル 」で検索。 親のいる町で検索を絞ったら、市立図書館が出てきた。 一番近いところでは、歩いて5分の公民館! 念のため市立図書館のウェブサイトまでいって検索したら「ある」って書いてあったので、バス代出してあげるから借りてきてください。歩いて5分の公民館は行って訊いてみる価値あるよね」 やった! 4万円よりも安い! 今日の教訓 図書館ありがとう! 過去の教訓  ・ 猫に小判、豚に真珠、親にビール (親に高級ビールを送った話) ・ 猫に小判じゃなくって、一般人 vs コンピューター ・ 漬け物とトルマリンと遠赤外線と その2 (母の日に怪しげな漬物の容器を請求されたこと) ・ 漬け物とトルマリンと遠赤外線と ・ 物 (母の日に石臼を請求されたこと)

The martianが理科の教材に!

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The Martianがなんと理科の教材としてアメリカで使われているらしい! The Martianの本バージョンの日本名は「火星の人」、日本の映画名はオデッセイである。なぜオデッセイという名前にしたかは不明。 Andy Weir’s Best Seller ‘The Martian’ Gets a Classroom-Friendly Makeover (New York Times) Author(著者)によると、The Martianを発表してから先生に「学校の教科書として使いたいんだが」という問い合わせが相次いだそうな。でも160のdirty-wordがあるために許可が下りない。要するにお子様には読ませてはいけない言葉が160個あるのですな。いや、たぶんいいんだろうけど、さすがに学校の教材として使うのはいけないのですな。そこでauthorが出版社と協力してdirty-wordを外したバージョンを作ってはれて教材として使えるようになったそうな。 The Martianで私が好きなのは、problem-solving skill(問題解決能力)である。映画版は実はトラブルは半分ぐらいで、本バージョンはさらにトラブルが延々と(!)続く。それをいちいちいちいち解決していく能力がすごい!! って、Science fictionだけれど(笑) 一人で生きて行くメンタリティーもすごい! って、Science fictionだけれど(笑) ということで、どうやって理科の教材として使われてるのかは知らんが、楽しい話なのであった。まさか、ジャガイモ育てているんでは? それとも水素燃焼して水作ってる???? ついでに思い出したが、この前AAAS annual meetingがあった。AAASはかの有名なScience Magazineのグループである。たまにボストンで学会をするのである。Exhibition(学会のいろいろな企業とかが展示しているブース)とfamily science dayのところはタダで入れるのでそこに入ったら、The martianででてきた「ヒーター」が展示してあった(放射性物質は入ってない)。 ああ、あのヒーター?(笑) くわしくは Nine Real NASA Technologies in 'The

時間と研究費(さいふ)にやさしいエコ実験

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あついですよ。 なぜかエアコンをつけていないで夏を過ごしている私である。ボストンはいつもは1〜2週間ぐらい耐えたら暑さが終わるので、重くてうるさいエアコンを窓につける気がしないのである。 ところが今年はなぜかいつまでも暑い。今日は35度まで上がり湿気たっぷり、まるで日本を思わせる暑さであった。 そして当然のように大学のラボのエアコンが壊れて、5時間ぐらい暑かった。前買っていた扇風機を皆で取り出して設置したり、コールドルームに逃げ込んだり。あついですよ。 前にとったデータに従って、朝起きたらまず窓を閉める のであるが。夜11時の外の気温はまだ30度、中は28度である。あついですよ。 さて本題に入って。 「時間と研究費(さいふ)にやさしいエコ実験」 が届いた。これ、私も執筆に参加しているのである。お手製ELISAのところである。ELISAものによっては非常に高いので、お手製にしてしまう価値ありである。キットの値段をみるたびに「私もELISAの会社作ったほうが儲かるのでは!」と思うのであるが、今の所そういう話はない。ボストンに来た時にキット(1プレート約5万円)をお手製(1プレート約2000円)に変更して、ラボメンバーと一緒にまさに心置きなく、湯水のように使ったのである。今でもちょっと特殊なELISAキットだと結構な値段するしね。 そのお手製ELISAの話を書いたのを実験医学に載せてもらい、それが単行本になった。 私もついに作家デビュー!!!! というほど書いてないが、とりあえずCVに書いておこう。2500円もするのでちょっと高いが、2500円なんてのは研究室で使う金額としては全然安いし、節約レベルはものすごいので、「研究に使う実験参考書」ということにして各研究室で購入していただけるとよろしいかも(笑)。あ、でも究極のエコ実験としては、「共通機器」として回し読みかもしれない(大爆笑)。  さてこの本、読めば読むほど村田先生(編集者であり一番ネタの貢献した人)の計り知れない優秀さがひしひしと感じられる本である。特に唸ったのはベクターのところと、ウェスタンのところとデータベース・ウェブツールのところである。いやはや、世の中にはbrilliantな人がいるものですよ。まったく。 ということで、見習ってデータベース・ウェブツールを使っていると

アラン・リックマンがお亡くなりになった。

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スネイプ先生がお亡くなりになった。じゃなくって、Alan Rickmanがお亡くなりになった。 これすごいよねー。その名もEpic Tea Time with Alan Rickiman。音楽もすごいと思ったら映画Inceptionの曲。Inceptionの曲作ったのってHans Zimmerだったっけ?と思って調べたらやっぱり、 Hans Zimmer! Hans Zimmer結構気に入ってるんですけど、でThe Dark Knightの曲を聴きながらこのブログ書いてる。でもハリーポッターはJohn Williams。ハリーポッターに曲変えるか。。。。 数ヶ月ぐらい前にハリーポッターの最後のDVDを改めて観た。ここからはネタばれなので、観てない人あるいは本を読んでない人は気をつけて下さい。 スネイプ先生に激しく同情。 スネイプ先生(その時は子供)、ハリーのお母さん(その時は子供)に恋してしまったのだが、ハリーのお母さんはスネイプよりもジェームスの方を選び、それでハリーが誕生。その後You Know Whoが現れてハリーを殺すことを決める。「頼むから彼女を守ってくれ」とダンブルドア教授にお願いし、その代わりなんでもすることを約束。だがハリーのお母さんはYou Know Whoに殺されて、でも約束をしてしまったのでハリーを影ながら支えて、嫌われているのに厳しい父親のように(?)教育する。時にハリーの傲慢さにジェームスを見つけてはムカつくが、ダンブルドア教授にに「あの子(ハリー)はリリーの目を持っているじゃないか」と言われて嫌々ながらなのか、なんなのかわからんけど、ダブルエージェント(スパイのスパイ?)としての役割を果たし、最後にYou know who(ヴォルデモート卿)に殺害される。死ぬ直前にでた涙をハリーに渡し、涙で全ての秘密を伝える。 ああ、なんて不幸な人生なんでしょう! ハリーのお母さんが好きだったばっかりに! ものすごく損な役回り! つーかハリーは目しかお母さん似ではないんでは! という、そのものすごく複雑な人生をAlan Rickmanが演じたのである。その後ハリーはヴォルデモート卿に殺される決意をして、殺されに行く。 それにしても、改めて観て思うけど、ダンブルドア先生って人使い荒くない? そんなスネイプ先生の一番弱いところ握

島岡さんがまた本を出した! 2015

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島岡さんがまた本を出した! 優雅な留学が最高の復讐である Living well abroad is the best revenge. すごい名前である。 紹介のブログから引用。 アメリカの“選択の自由という呪縛”に疲れたことです.アメリカではなんでもかんでもたくさんの選択肢があり,主体的に自分で選ぶことで自由を行使することが正しいという価値観が君臨しています.関西で普通の日本式教育を受けて育ったわたしは,自分で選択することがあまり好きではありません.選択するのが面倒臭いと思うし,選択の結果としての責任を負うことにもストレスを感じます.にもかかわらず,在米中は意思の力で多くの重要な選択をし,そのストレスに耐えてきましたが,とても疲れました. なぜなら私は ”そもそもレストランに入って肉の焼き具合や,付け合せのサイドメニュー,正直まったく味などわからないワインの選択など,本当はしたくないのです.社交のために練習してできるようになりましたが,本心では,どの店に入るかぐらいは自分で決めるが,料理はすべて大将のお任せでお願いしたい”のです。 引用終了。 「料理はすべて大将のお任せでお願いしたい」というのも一つの選択肢のような気がするが、アメリカで通用するのか? 普通のレストランでやったらどうなるのだろう?  調べたら一応おまかせは日本語がそのまま英語になっていて、Zagatによると、 Take your sushi to the next level by letting the chef choose dishes for you. We've rounded up our favorite spots in Boston to order Omakase. ということで、一段上のレベルらしい。(ただし日本食レストランだけ?) ちなみに私の友人(ドイツ人)によると、アメリカの典型的なレストランはサラダは4種類ぐらいしかないらしい。ええと、ガーデンサラダ(ハウスサラダ)と、シーザーサラダと、他何があったっけ? ドレッシングも4つぐらい? ハンバーガーの付け合わせはフライドポテトと、コールスローと、オニオンリングとマッシュポテトとか? 選択の自由であるが、かなりのポリシー(veganだとかユダヤ人で豚はたべれないとか、ワインのぶ

What If?

What If?: Serious Scientific Answers to Absurd Hypothetical Questions 全世界のサイエンスやってる人におすすめー。 現時点でAmazon.comで1443件のレビューがあって、平均星4.6という、素晴らしい本である。 作者は ウィキペディアによると元NASAでロボットをやっていた人で、今はコミックを書いて生活 している。この本は インターネットで、「最もとんでもない質問に対して真剣に科学的に答える」というブログ が本になったものである。 そのブログのアイデアは高校かなんかでちょっと理科を教えていて、生徒がおもろくなさそうだったから、「ロード・オブ・ザ・リングでサウロンの塔が最後に倒れてソニックビーム(だったっけ?)が起こって地面が割れてたりするが、あれを起こすのは一体どのぐらいのエネルギーが必要か?」を黒板でがーっと計算したらしい。そしたら生徒が俄然のってきたそうな。 ということで、Absurd Hypothetical Questionをいつでも受け付けているらしい。ウェブサイトにメールアドレスがのっているので、良かったらどうぞ。 私のお気に入りは Steak Drop で、「ステーキを地上何mの高さから落としたら、程よく焼けるか」という話であった。「ヨーダのエネルギーはどのくらい?」も良かったし。 現在Somerville在住。本業コミックと、コミックのmerchandise(商品?)で生活しているということである。まー、この本の売り上げでしばらく大丈夫かも。 今日の教訓 サイエンスしてない人にもおすすめー 過去のブログ ・ モンテ・クリスト伯 英語版

モンテ・クリスト伯 英語版

Project Gutenbergからダウンロードしたアレクサンドル・デュマのモンテ・クリスト伯(日本語巌窟王) 英語版をキンドルで今読んでいるところである。高校生の時に日本語で読んだので、今度は英語で挑戦。 The Count of Monte Cristo, Illustrated by Alexandre Dumas ウィキペディアによるとあらすじはこんな感じ。 主人公エドモン・ダンテスが無実の罪で監獄に送られ、そこで長い年月を過ごした後、脱獄して巨万の富を手にし、モンテ・クリスト伯爵を名乗って自らを陥れた者たちの前に現れ、復讐する物語である。1844年から1846年にかけて、フランスの当時の大手新聞「デバ」紙に連載され、同じく1844年から1846年にかけて18巻本として出版された。 まだ25%しか読んでなくって、私のスピードで読むと、あと25時間あるー!!!きゃー。 ここからはネタばれになるので、ご注意。 今のところ島である牢獄から脱走して、その後お宝の入った箱を無事発見したところ。昔の雇用主が落ちぶれてしまったので、さくっと貿易用の船をプレゼントして嫁入り前のお嬢さんにもヘーゼルナッツ並の大きさのダイアモンドを持参金としてプレゼント。優雅なヨットを駆使して地中海を渡り歩き、離れ島の洞窟に超豪華な大理石と毛皮の部屋を作った。いろいろな言語とアクセントを操り、どこのナニモノか不明。 離れ島の洞窟に超豪華な部屋を作るのって男のロマン???? ってか、お宝の入った箱、3つに仕切られていて一つは金貨、一つは宝石、最後の一つは忘れたけど、さくっと貿易用の船をプレゼントって、一体どれだけ入っていたん?  そしてこの後75%復讐劇???? 主人公を陥れた3人もそれなりにパワーアップしているので、復讐するのも大変である。今から着々と復讐するんだろうけど、私だったら復讐なんてつまらんことに富を使わないで楽しむが。。。。それじゃストーリーにならないか。敵のレベルがパワーアップしてなかったら復讐しても面白くないし(笑) ややThe Shawshank Redemption(日本語名「ショーシャンクの空に」)にストーリーが似てないでもない。 逆か、アレクサンドル・デュマの方が先だし(笑) やっぱ牢獄から脱走するにも復讐するにも、頭

研究者のための思考法 10のヒント 感想文その3

おとつい私のオフィスの棚を撤去していたら、ボスが来て「 ところでなんでまたこんな椅子 に座っているんだ?」ときいてきた(笑) さて本題に入って。 ちょうど島岡先生の本を読み終えた後にこんな記事を発見。 スマホ普及で契約数は激減? ネット生保の想定外 出口治明・ライフネット生命保険会長兼CEO(日経新聞) 引用。 ところで6年間経営をやってきて骨身にしみたことは「世の中は何が起こるか分からない。変化に対応するのが経営の神髄」というごく当たり前の事実だった。 もう一つ引用。 以上、当社の実例を挙げたが、お客さまの意識も技術も日々進化し変化し続けているのだ。ダーウィンの進化論ではないが「強いものや賢いものが生き残るのではない。変化に対応したものだけが生き残るのだ」というのが世の実相である。そして、経営とは、まさにそういった社会の変化に対応していく適応活動そのものである。 だそうである。なるほど。「洗濯機と猫の話」に似ているが、人間は物ではなく生物だということをしっかり肝に命じておこう。皆様「上司が昨日言っていた事と今日言っていた事と違う!」と文句を言わないようにお願いします。それでも文句は言うけどさ(笑)(くわしくは、研究者のための思考法「その5 知的しなやかさ 結果を出すリーダーはみな軸がブレている」) さて島岡先生の本によると、日本人は世界一リスクが嫌いでリスクを取らないらしい。私はファイナンスが趣味である。「その6 研究者のあたらしい働き方 ///スラッシュのあるキャリア」みたいにすると「研究者/備忘録ブロガー/ファイナンス貧乏道研究者( 隣の億万長者 目標)」みたいなもんである。 で、ファイナンスの観点からいうと、リスクを取らないと将来危ない。アメリカの年金には401kとか403bというやつがあって、自分で選択肢のなかから運用方法を選択する。昔は401kの口座に資金を入れたら自動的にMMF(マニーマーケットファンド 日本語でなんというか不明)になった。MMFというのは「銀行にそのまま預金」と変わらないのである。要するにちっとも増えない。10万円入れても次の年にはほとんど10万円である。その一方でアメリカのインフレは年3%とも4%とも言われる。つまり毎年入れていく10万円は毎年着々と価値が下がって行くのである。まあ実際は逆で「定期預金

研究者のための思考法 10のヒント 感想文その2

感想文その1の続き。果たして本の宣伝になっているのか、それとも島岡先生のユニークな本に私のユニークな解釈が相まって話がややこしくなっているのだか、不明である。まあいいか。全部読んだ感想をいきなりクラシック音楽で説明することにする。 5年前の島岡さんの「研究者の仕事術」はブラームスの交響曲1番第1楽章で、今度の「研究者のための思考法」はブラームスの交響曲4番第1楽章である。 まるで「洗濯機と猫」みたいな表現をしてみた。(洗濯機と猫の違いについては、本の「その7、抗脆弱性とは」を読んでください) 交響曲第1番 (ブラームス)(ウィキペディアより) 。 ブラームスは、ベートーヴェンの9つの交響曲を意識するあまり、管弦楽曲、特に交響曲の発表に関して非常に慎重であったことで知られている。最初の交響曲は特に厳しく推敲が重ねられ、着想から完成までに21年という歳月を要した労作である。(なお、通常は数ヶ月から数年で完成するといわれる。ブラームスもこの後の交響曲第2番は短い期間で完成させている) ティンパニでガンガン始まる曲は気合いが入りまくりである。偉大なベートーベン先生を意識して、きっとものすごいプレッシャーだったにちがいない。曲を完成させたのは43歳らしい。あのティンパニ役をやってみたい気がするが、そんなことはまあいいとして、「研究者の仕事術」はそのぐらい気合いが入っているのである。島岡先生にプレッシャーを与えたのは当然ハーバード大学である。 交響曲第4番 (ブラームス)(ウィキペディアより) 交響曲第4番ホ短調作品98(原語(ドイツ語):Sinfonie Nr. 4 in e-Moll op. 98)は、第3交響曲完成の翌年1884年から1885年にかけてヨハネス・ブラームスが作曲した最後の交響曲。第2楽章でフリギア旋法を用い、終楽章にはバロック時代の変奏曲形式であるシャコンヌを用いるなど、擬古的な手法を多用している。このことから、発表当初から晦渋さや技法が複雑すぎることなどが批判的に指摘されたが、現在では、古い様式に独創性とロマン性を盛り込んだ、円熟した作品としての評価がなされており、4曲の交響曲の中でも、ブラームスらしさという点では筆頭に挙げられる曲である。ブラームス自身は「自作で一番好きな曲」「最高傑作」と述べている。 ブラームス51歳のときの

研究者のための思考法 10のヒント 感想文その1

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島岡先生の、 「研究者のための思考法 10のヒント」 が届いたので、ただいま読書中である。なんたって島岡先生の書いた本はするめみたいな感じなので、しばらく噛まないといけないのである。 いきなり外伝から読む。10のヒントのうちの11番目からである(笑) なんたってタイトルが「読書術と毒書対策 無理せず優位性を構築する」である。 毒書あるある! 日本に帰ると本屋によって最近の本の物色をする。すると大抵「○分で分かる××」とか、「△週間で出来る英語」とかある。○分で何かがわかったり△週間で英語が出来たら私なんか苦労しないぞ。大体何年ここで英語で苦労してると思うねん! それにしても、最近の日本の本て文字が大きくて空間が多いよね。たまに「このぐらいの質だったら私でも書けるんじゃないかしら?」とか思うわ。古典とか読むと行間も狭いしぎっしり書かれてるし手応えも歯ごたえもあるんだけれど。で、読書対策じゃなくって毒書対策としては、私としては、こんな感じである。 1.古典を読む。その年のベストセラーでも次の年に本屋から無くなっているような本はあんまり意味ないのである。ということで、時間を経ても残っている古典作品は読む価値ありである。 2.海を越えて渡って来て世界的に翻訳されている本は読む価値あり。ちなみに村上春樹は海を渡って英語に翻訳されているしドイツではドイツ語にも翻訳されていた。 さて、この「読書術と毒書対策 無理せず優位性を構築する」であるが、サブタイトルをそのまま「本」から「論文」に置き換えてみた。 「優位性を生む読論文術」 「自分にとっての良論文に出会う確率は低い」 「論文の効用は過大評価されている:『人生を変えた1報』という幻想」 「複数形の論文に価値がある」 「毒論文:論文の弊害は過小評価されている」 「たくさん読んで”毒論文”に免疫力を」 「どんな論文を読めばいいのか」 「”みなと同じ論文”はよくないのか」 「自己啓発系ビジネス論文の読み方」(←これはちょっと無理あり?) 「論文を読む時間はどのようにしてつくるか」 うむ、かなりぴったし。 「これ怪しい」という毒論文いっぱいあるし(笑) 対策としてはたくさん読むしかないし、複数形の論文で対応するしかないし。良論文に出会う確率も低いし。そしてなぜか、ツメが甘い論文を連続的に

島岡先生がまた本を出した! 2014

私の尊敬する島岡先生がまた本を出した。島岡先生がブログに情報をのせて知ったのである。 研究者のための思考法10のヒント 知的しなやかさで人生の壁を乗り越える 「どこにその書く時間があるのか?」という疑問はさておき、アメリカにいる複数の「島岡ファン」にさっそく連絡した。皆どうにかして本を手に入れるとのことである。 私は、島岡先生がボストンにいる時に知り合った。最初誰かから教えてもらった島岡先生のブログ「ハーバード大学医学部留学・独立日記」を読んでいて、その後 プロ研 のミーティングに一回来ていただいた。当時ハーバードのPI(principal investigator, ラボのトップ)として活躍されていて、雰囲気はまさに「よく研がれた切れ味バリバリの日本刀」という感じであった。その島岡先生のところに教えを乞いに行ってはマヌケな発言をし、数回バッサリ切られたような覚えがないわけでもない(笑)。だがこちら(私)も海外生活が長いので、多少切られたぐらいでは懲りない。あっちにも傷こっちにも傷である。そのハーバードでの「ものすごくよく切れる日本刀」時代に島岡先生が書いた本が研究者の仕事術である。炎がメラメラしているのがぴったりなのであった。 その島岡先生が何故か三重大に行かれることになった。その時「6ヶ月間ぐらい冬のボストンで、サメがいっぱいいると言われるハーバード大学医学部で、世界中から集まった超優秀な科学者と頭脳と政治とで凌ぎを削っていればメラメラ感もいっぱいだが、三重大のある津市は温暖のどか、そのうちメラメラ感がなくなってくるに違いない」と秘かに予測したものである。(私も三重県出身) だが島岡先生、のどかな津にいても全然健在である。ある日突然メールをもらってインターネット越しに三重大の聴衆に英語でセミナーをすることになった。なぜか私がその第1回スピーカーである。しかも島岡先生は効果をmaximize(最大限にする)方なので、数日前に「実はテレビが来る事になりました」と言われた。この最大効果を得る方法は、絶対アメリカで習ったに違い無い。「テレビー??!!」と思ったが、こっち(私)もそんなことで躊躇する性格ではないので、「まー、どうにかなるわな」と思って、セミナーを終了した。無事だったか無事じゃなかったは不明(笑) ちなみに親には「あなたの英語をきいたら、皆『

税金の本

ただいま「月末、台所にあるものをなるだけ食べるキャンペーン」中である。いろんなストックを食べるためである。こまったことに、美味しくないもの、手間のかかる物ほど残るのである。それをもったいないので食べる月末キャンペーン。「節約道」というシリーズでも作ろうかしら(笑) 本題に入って。 最近読んだ本+最近読んでる本。 アメリカの税金のことが簡単に説明してある本。100ページ未満である。キンドルには「100ページ」というページは存在しないが。 「もうちょっと込み入ったところまで説明してほしいんですけど」というところで終わった(笑) 私みたいに、税金がよくわからん人には、おすすめである。 今読んでいるのはこっち。 Rich Dadシリーズとのことであるが、表紙の著者の顔といい、書いていることといい怪しさ満点である(笑) 従ったらしょっちゅうAuditされるんじゃないの?とか思う。だが、「政府はお金の潤ってほしいところは税金を下げる」というコメントには「なるほど」と思った。 普通の税金(収入にかかる税金)は高い。 投資(株とか)のCapital Gainの税金は低い。Long-term capital gainだと今15%(だったと思う)。 知らなかったので仰天だったが、Short-term capital gainは普通の税金率がかかるのだそうな。なぬー!  今後、1年以内には絶対投資信託も株も売らないし! (←FI planningの他のメンバーに「知らなかったんですか!」と言われそうではある) ちなみにこの本、別名「家主になることおすすめ本」である。ありとあらゆる家主のベネフィットが書いてあるので、「私も家主になろうかしら?」と思うぐらいである。まだPart-oneの途中なのでなんとも言えないけど(笑) 今日の教訓 でも、自分の家も持ってないんですけど(笑)  過去のブログ ・ The Power of Patience

The Hitchhiker's Guide to the Galaxy

先週の日曜日に11.8km走ってよれよれになったと思ったら月曜日から風邪をひきはじめ、この土日に熱を出してダウン。今日(月曜日)はMartin Luther King, Jr.の休日のため家でお休み。全く、どれだけよれよれになったねん。 修行が足りません! 回復したらまた走ろうっと。 さて、本題に入って。 最近読んでいる本はこれである。 英語名The Hitchhiker's guide to the galaxy。日本語名 銀河ヒッチハイク・ガイド 。前に読んだLast chance to seeの作者であるDouglas Adamsの書いた本で、イギリス人のジョークがふんだんにちりばめられた傑作である。ナンセンスがたっぷりで笑いすぎで死にそう。元はBBCのラジオシリーズだったそうな。それを小説化し、テレビシリーズ化し、はたまた映画化した。 本は全部で5冊で今は2冊目の Restaurant at the end of the universe を読んでいるところである。日本語名は「宇宙の果てのレストラン」だが、よく考えたらこのタイトルの訳、間違ってる(笑) 日本語訳どうやってしたのか知らないが、 日本アマゾンでもキンドル英語版で売っているみたい なので、良かったら英語でどうぞー。 今日の教訓 ダグラス・アダムス最高! 追加 Lament for Douglas Adams リチャード・ドーキンスがダグラス・アダムスが死んだときに書いた文章(英語)。 過去のブログ ・ 祖母のホノルルマラソン時間 ・ この歳になって知った真実

シェリル・サンドバーグのリーン・イン

風邪の後は腰痛になってしまった。絶対ベットで寝すぎた+ベッドで本を読みすぎたからだと信じている。ついでにマットレスも交換時期かもしれない。 古いマットレスを新しいのに交換したら一気に腰痛などなどが治った の記事(英語)はこっち。 さて、本題に入って。 風邪だったり腰痛だったりしたので、本を読む時間がたっぷりあったのである。ということで、シェリル・サンドバーグのリーン・インを読んだ。 アメリカのスーパーウーマンは本当にスーパーウーマンなので、読んで圧倒されるかもしれないと思ったが、読まないうちにグタグタいうのもなんなので読むことにした。ちなみに私が言うところのスーパーウーマンの定義はこんな感じ。 仕事が出来る。 身なりをきちんとしている いいお母さん いい奥さん、 「ようやるー!」とか思うのであるが、まあいいか。がんばってくれスーパーウーマン。 さて読後の感想。 シェリル・サンドバーグは私よりもずっと女性であった(笑) なんか偉い目(男女差別)にあった時にマークザッカーバーグの前で泣いて、マークザッカーバークに「ハグしてほしい?」ときかれるとか。 そしてあんなに成功しているのに、彼女はなぜか自信があまりないのであった。とくに前半。これは女性だからそういう風に育てられたかどうかは不明。 そして、私の勝手な解釈によると、成功の一番の秘訣は、旦那である! 結婚して仕事も家事も女性がどうやっているかを書いていたりするが、子育てや家事を50%やってくれるような旦那じゃないと、たとえNanny(日本語では乳母)がいたって、女性が着々と上に行くのに大変なのである。確かにそうやな。 シェリル・サンドバーグ旦那さんのDave Goldberg(ただいまSurvey MonkeyのCEO) ぐらいの人を見つけないといけませんな。どっかの誰か(女性)が、ハーバードのビジネススクールで、「女性が成功するためには、男性は何をするべきか?」と聞かれ、「Laundry(洗濯)」と答えたというのがすごすぎ。面白すぎ。 シェリル・サンドバーグのお友達(Fidelityの誰々)が旦那を見つけたかのテストが書いてあった。 テスト1.デートの約束をいきなり「ごめん、会社の用事が出来たから、キャンセルしてくれない?」とキャンセルし、そこで「あー、そう。じゃ、次のヒマ