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論文、雑誌のPod Cast(ポッドキャスト)で紹介される

この前も言ったが、 1. 有名になって貢献してね! 2. グラント取ってね! この2つはsection chiefに言われた私の使命なのである。アメリカのサイエンスを象徴するような使命であるが。 この前 論文がアクセプトされて、それのProof(論文に載せるための形になったもの)を見て、自分がちゃんとdouble-corresponding authorになった話を載せた。(詳しくは下のリンクを見てね) 私の頭の中では「(研究者の世界での)社交界デビュー」ということになっている。 その論文についての話。 昨日うちのボスからメールが送られてきた。 私の論文を載せる雑誌は、毎号「今回のホットな論文」を最初のページに載せているらしい。論文を冊子で読むということは最近しないので、そんな「今回のホットな論文」というページがあるのを知らなかった。 その「今回のホット論文」に私の論文が載ることになったらしい。Editor(雑誌の編集長)からのメールによると、上位10%の論文が載るらしい。しかもその雑誌のPod Cast(ポッドキャスト)でも流れるらしい。 おー。すばらしい。 さっそくCV(研究者の履歴書)に書く私。 この前のプロ研のCV書き講座 で友達がしていたのを見て、なるほどと思ったのである。私のボスも「CVに書いておくんだね」と言っていた。 そして隣のラボのボスとか、隣の隣のラボのボスとかにメールを送って祝福してもらう。 今日その、私の論文が載っている「最新号」のTable of Contentsが送られてきたので、「今回のホットな論文」を見てみた。8個の論文が説明されているうちの一つ。 おー。 ラボの私のコンピューターはなぜかスピーカーがないので(←ボスの策略?)、帰って来てさっそくPod castを聞いてみた。 おー。 全世界に私の名前が流れる!(←なんて大げさな) これまたiTuneにダウンロードして保存。これは永久保存だな。 祝! こりゃいろんな人に教えないと。とりあえずCo-author(共著者)に教えて、同業者のお友達にも教えて、そしてSection Chiefにも報告して「私は使命達成のため、最善を尽くしております」と言わないといけない。 そういうぐあいに、1人で大騒ぎしているのであった。 今日の教訓 (

National Parks of Japan (日本の国立公園)

という名前のパンフレットを、ボストン日本領事館に行った時にもらってきた。 作ったのは、Ministry of the Environment( 環境省 )。 それはもう「一体全体ここはどこ! こんな素晴らしいところがあったのに、私は日本にいた時に行ってないのか!」というぐらいの、素晴らしい写真の数々である。 せっかくだからPDFの冊子にしてしまって、ウェブページから簡単にダウンロードできるようにすれば、外国人が見て「おお!日本に行ってみたい!」と思うのにーーーーーー!!!! と思っているのだが、そういうビジネス感覚はなさそうである。 残念。 と思ったらあったあった、英語版PDFなのに英語のウェブページではなく、日本語のウェブページに。(そこにあってどうする。。。。) パンフレット ~日本の国立公園・日本の自然~ 英語版 : National Parks of Japan  (日本の国立公園) 英語版 : The Nature of Japan  (日本の自然) 選挙が始まるので、ボストン日本領事館に行くこともあるかと思うので、気になった人はパンフレットをもらってきちゃってください。 ということで、日本人じゃない人用ガイドブックを探してみた。 ・ Lonely Planet Japan その中の Wildlife in Japan というサイトでビデオと写真を発見した。 カメラマンのおにいちゃん日本語うまいぞ。でも野生動物にえさあげちゃいけないよー。 ・ National Geographic Traveler: Japan 本屋で見ていた日本のガイドブックで一番写真がきれい。 買っちゃおうかと思ったぐらい。ナショナル・ジオグラフィックだから当然といえば当然だが。 その他 忘れる前に Japan-guide.com にリンクをば。 今日の教訓 日本ってきれいなところだったのね。

Aimez-vous Brahms? (ブラームスはお好き?)

夜8時になっても外の温度は29℃らしいので、もうちょっと研究室にいることにした。この前は涼しくなって、やっとすごしやすくなったかと思ったのだが、間違いのようである。 東大の谷口先生 のエッセイが Nature Immunology ( Nature の姉妹紙で、Immunology分野でトップの雑誌)に載っていた。見たのは大分前の話だが。 Aimez-vous Brahms? A story capriccioso from the discovery of a cytokine family and its regulators (大学関係者以外がダウンロードして見れるかどうかは不明) ユーモアあふれるエッセイである。Nature ImmunologyのAcknowledgment(謝辞)に阪神タイガーズと書くぐらいすばらしいユーモアである。 私はお会いしたことがないが、このエッセイを読んで会ってみたくなった。 それにしても谷口先生がスイスでPhDを取ったとは全然知らなかった。Institut für Molekularbiologie I der Universität Zürichだそうである。ついついドイツ語に反応する私。 ちなみに私がいたドイツの研究室は Institut für Medizinische Mikrobiologie, Immunologie und Hygiene der Technische Universität München である。 エッセイを今のボスに教えたら、こういう返事がきた。 「そうか、クラッシック音楽聴きながら、夜も休日も働かないとな」 う、そうきたか。それにしても、超優秀な研究者が夜も休日も働いていたら、凡人はどうやって太刀打ちするので? さらにボス「ところで、谷口先生が指導教官のうちに休日のたびに論文書きに行ったとき、音楽聴きながら論文書いたと思う? それとも音楽聴いた後論文書いたと思う?」 ・・・・・・・・・・どうでしょうね。 そして同僚にも教えたら、こういう返事がきた。 「僕の奥さんは谷口先生の奥さんではないので、早く帰らないと」 そうですな。 離婚される恐れあり。 それにしても、 ブラームスのピアノ協奏曲の2番 の1楽章と2楽章を口笛で吹くって一体! それ結構むずかしくないですか? 普通のピアノ協奏曲は3楽

そして実験してしまった

ポストイットを、わざわざ一つ一つ互い違いに貼り付けなおして実験してしまった。。。。 研究室の同僚にみせたら「Kay、ヒマだね」て言われてしまった。 いや、電話中に手がヒマだったら、作ってしまったんだって! 今日の教訓 研究者たるもの、実験をしなければいけません。 過去のブログ ・ いかん、実験したくなる  (ポストイットの実験をしたYoutubeのビデオをみた感想)

いかん、実験したくなる

3日前にメントスとダイエットコーラの実験の動画を載せた。 今日その動画に載っていたウェブサイト EepyBird.com に行った。 じゃじゃーん! 今日の教訓 Sticky Note私も買ってくるぞ! 

ポップコーンは携帯では、はじけません

友達から 携帯を4つ ポップコーンに向けて電話をかけると、ポップコーンがはじけるというビデオ が送られてきた。 Youtube で見たところ、いろんな人が試している。 どうもニセモノらしい。 日本人で 徹底検証している 人のブログも発見した。 ちっ。にせもんか。あやうくポップコーンを買っていって、明日研究室で携帯並べて実験するところだったぞ。本物だったら実験するのに。ニセモノだったら実験する気にはならん。 研究者である私はニセモノの実験データが大嫌いである。 実験で思い出したのが、これこれ。ちょっと前に有名になっていたやつ。 やっぱすごいよねー。 ラスベガスのベラッジョの噴水よりもすごいよねー。 こっちは実際にメントスとダイエットコークを買って来てやってみたら、本当にこんな感じだった。 携帯でポップコーンをはじけさせることが出来た人は連絡ください。 今日の教訓 Data not reproducible(再現データは取れませんでした)

IMAX theater

友達に連れて行ってもらって、わざわざ ReadingのIMAX Theater までHarry Potterを見に行った。 IMAXとはなんぞやという人は、 Wikipediaのアイマックス を見てね。 最初だけ3Dだった。  専用の眼鏡 をかけて見るのだが、よく出来てるなと思う。ものすごい臨場感である。 20年後は映画は全部3Dなんではないかと思う。 このIMAX Thether ・画面が巨大(IMAXだから) ・ BOSE のスピーカー ・Tempur-pedic( テンピュール )のシート ・しかもシートは時々映画にあわせて揺れる。 という至れりつくせりなのであった。 なぜか Jordan Furniture という家具屋に併設されている。 今日の教訓 3Dで何かが迫ってくると、体を動かしてよけたくなる。 過去のブログ ・ Harry Potter読み終えた

Ice Hotel その3 Ice Bar

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蒸し暑いー 助けてー! と言ったら絶対日本にいる人に怒られるとおもうが、ボストンの今日の最高気温は28℃であった。夜は気温が下がるのだが、私の部屋の気温が下がる気配はない。エアコンは嫌いなので部屋にかけてない。だいたい研究室にいる間中エアコンだし。アメリカ人はエアコンがんがんかけるし。 「私の血はワインが流れているの」と言った女優がいたような気がするが、私の場合はこんな感じ。 私の身体はチョコレートで出来ているの。もちろん Ritter Sport で。 25℃以上は不可! 溶けるっ!  (すでに暑さで頭が溶けているので、お許しください) さて本題に入って。 日経 WagaMagaに「 本当にひんやり 氷だらけのバー」 という記事があった。 なんでも東京にIce Barがあるらしい。私の行ったことのあるスウェーデンの Ice Hotel にもあったIce Barである。わざわざ氷をスウェーデンから取り寄せているとのこと。大変である。 暑いしせっかくなので、私が真冬に行った時のスウェーデンのIce HotelのIce Barの写真を載せることにした。 Ice Barの入り口。もちろん氷で出来ている。 Ice Barのメニュー。テーブルは氷だが、メニューは氷ではない。 そして、噂のIce Barの氷で出来たグラス。 お店の人いわく使った後は外に捨てるらしい。夏になると溶けてしまう。 外に行ったら本当にグラスが捨ててあった。 ちなみにマイナス?℃の場所でice cold(氷で冷やした)の飲み物をice glass(氷のグラス)で飲むのはちょっとした気合が必要である。 これがIce Barのカウンター。もちろん氷で出来ている。 「気温が低すぎると飲んでも酔っ払わないが、その後暖かいところへ行くとアルコールがいきなり回るので注意してください」との説明を受けた。Ice barへ行かれるかた、ご注意あれ。 今日の教訓 どう、涼しくなった? 参考ウェブサイト ・ 銀座 アイスバー東京 過去のブログ ・ Ice hotel その2 お部屋はこんな感じ。 ・ Ice Hotel ・ 充実した土曜日(遊びという点で) ・ チョコレートと私の切っても切れない関係 ・ Ritter Sportの売っているところ。 ・ Ritter Sportアメリカ上陸?

単元株はむずかしい

私はちょっと個別株を持っている。その株が今日のニュースで「四半期の利益が去年より46%増加でした」とでた。その後きっと株は上がるんだろうと思って、夕方株価を見たら、なんとなんと 10%落下。 もう株、お手上げー!私の手に負えない。 今日の教訓 市場は経済で動いているのではなく、感情で動いているんじゃないかとつくづく思う。

Blood Diamond (ブラッド・ダイアモンド)

Blood Diamondとグーグル検索しようとして、Black Diamondとグーグル検索してしまった私って一体。。。。。(Black Diamondはスキーの上級者のコースのこと) 本題に入って。 昨日 Blood Diamond という映画をNetflixで借りて観た。 <a href="http://ws.amazon.com/widgets/q?ServiceVersion=20070822&MarketPlace=US&ID=V20070822%2FUS%2Fwidgetsamazon-20%2F8003%2F9643b6be-7b1a-482b-8000-d0a24a405c91&Operation=NoScript">Amazon.com Widgets</a> ウィキペディアより。 『 ブラッド・ダイヤモンド 』 ( Blood Diamond ) は、 2006年 制作の アメリカ映画 。 アフリカ の シエラレオネ共和国 での 内戦 (1991-2000年)での、「ブラッド・ダイヤモンド」(紛争の資金調達のため不法に取引される ダイヤモンド 、いわゆる 紛争ダイヤモンド )を巡るサスペンス。 本当にBloody diamond(血塗られたダイアモンド)だった。当分ダイアモンドなんか買う気がしないわ(←そんなお金ないってば!) さてさて、主人公の1人がレオナルド・ディカプリオだった。途中でダニー・アーチャー(ディカプリオ)とマディー・ボウエン(ジェニファー・コネリー)のラブシーンもどきが出てきて、友達のRさんのブログ vulnerability (傷つきやすさ)を思い出した。 こ、これか。Rさんの言っていたディカプリオの表情は! だが残念ながら(?)、私には全然効かないぞ。 今日の教訓 そういうことで、ダイアモンドを買うときは、違法取引のダイアモンド

ドイツで働いていた大学がいかに優秀だったか

ドイツにいた時私は Technische Universität München (TUM) という大学で働いていた。 なんでもドイツに入るときから「ドイツで3本の指に入る優秀な大学」と言われていた(Natureでも一回記事になっていたのを見た)。 最近何気なく WikipediaのTechnical University of Munichのページ (英語)を見ていて、いかに優秀だったかがよくわかった。 ノーベル賞の数 16個!  (2009年現在) 一つの大学で、ですか? 今日の教訓 参りました。

Corresponding author

この前アクセプトされた論文のProof(雑誌に載せるための形になったもの)が今日来たので、チェックした。実はこの論文、私がFirst authorなのは当然だが、Double corresponding authorにしてもらったのだ。 くわしくは、プロ研「 論文のcorresponding authorについて 」を参照。 Corresponding authorのポジションは大切なので、普通はボスはポスドクなんかをCorresponding authorにしない。そしたらプロ研のメーリングリストの中で「ボスと二人のcorresponding authorにしてもらったよ」という話が出た。 それでボスに「お願いがあるんだけれど、私の名前も一緒にCorresponding authorにしてもらってもいい?」って訊いたら、「かまわないよ」と言ってくれた。 それで、ボスと私がCorresponding authorになったのである。 それを論文のProofの中に実際に見て、感無量。 なんていうか、「私もついに社交界デビューを果たした!」という気分である。 インストラクターに昇進したとき、Section Chiefに挨拶に行ったとき、 1. 有名になって貢献してね! 2. グラント取ってね! と言われたのである。この2つは私の使命なのであった。  今日の教訓 (研究者の世界の)社交界デビューを果たした! 過去のブログ ・ 論文アクセプトー  (この前論文がアクセプトされたこと) ・ 昇進しました  (インストラクターに昇進したこと) 関連ブログ ・ PI(Principal investigator)とポスドクの違い ・ Ph.D student (博士課程学生)のこころえ

TOEFLには英語以外の能力が必要 その2

前にも言ったが、TOEFLのお勉強には英語以外の能力が必要だとつくづく思う。 TOEFL公式ウェブサイトの TOEFL iBT Writing Sample Responses に載っていた文章を例にあげる。 Do you agree or disagree with the following statement? Always telling the truth is the most important consideration in any relationship. Use specific reasons and examples to support your answer. あなたは次の意見に賛成しますか、それとも反対しますか? いかなる関係においても、常に真実を伝えるということは、もっとも考慮すべきことである。 理由と例をあげて、自分の考えを述べなさい。 うっ。 前も言っていたように、 1つ目の段落 支持するか支持しないかを述べる。 2つ目の段落 理由その1. その例 3つ目の段落 理由その2. その例 4つ目の段落 理由その3. その例 5つ目の段落 結論 である。大変である。日本語でも浮かばないときがある。そのあたりの街角のおしゃべりなんかではない。TOEFLでは、単なるおしゃべりや、どうでもよい日記なんか目標にしていないのである。 こういうのがマスター出来たらアメリカ人とのディスカッションなどで、論法攻めもたやすくなるんだろうと思うので、TOEFLの英語の勉強は英語の勉強だけではないと思って頑張るのであった。 今日の教訓 そしてそんなのが出来たら、きっつい日本人になるんだろうなと思う。 過去のブログ ・ TOEFLには英語以外の能力が必要。  (ただ英語をしゃべれる、書けるだけではTOEFLのWritingはできなさそうなこと) ・ 論文のAbstract  (構成について)

やっぱ不況ですな。

昨日アパートに帰ってきたら、こんなビラが部屋の前にあった。 Resident referral $1000.00 もし私が誰かを紹介して、その人がアパートに入ることになったら、$1000(約10万円)もらえるらしい。 ただし、住んでいる人が紹介しないといけない。 入る人がいないのは、家賃が高いからだ!  しかも7ヶ月ぐらい前に、私の家賃あげていたし。 そりゃ人も去るよ。 それにしても、今まで250ドルの紹介料とかは聞いたことがあるが、それ以上は聞いたことがなかった。びっくり。 今日の教訓 誰か入る人見つけようかしら?

日本って・・・・・・

こんなものを作ってしまうとは、日本って面白すぎ。 当然のようにYoutubeで英語で話題になっている。(下のYoutube参照) 今日の教訓 私も見に行きたいぞ。

Brisingr

1ヶ月前に去ったテクニカルアシスタントにもらった Brisingr 読み終わった。はーーーー。疲れた。 しっかし、3部作で終わると思っていたのに、まだ続きがあるとは。まー次作を待ちますわ。 英語の本は1冊で3ヶ月ぐらいもつのでコストパフォーマンスがよろしい。英語の勉強に一応なる。読むスピードが速くなる、もとい、知らない単語でも構わず読み飛ばす癖がつく。一方日本語の本はアメリカでは高価なくせに一瞬にして読んでしまうので、コストパフォーマンスが悪い。 ちなみにドイツでは日本語の本はほとんど手に入らず、手に入ってもアメリカよりもっと高価であった。英語の本でさえ売っている本屋はミュンヘンで2店ぐらい。それでも The Da Vinci Code (ダヴィンチ・コード)とか Norwegian Wood (ノルウェイの森)とか、英語でトロトロと読んでいた。(ドイツ語ではない。)ダヴィンチ・コードに至っては1ページ丸ごと意味がわからないところとかあって、映画の時にしっかり確認していたが。 いよいよ「積読(つんどく)」にしている Tomorrow's professor を読まないと。 今日の教訓 英語の本読破は大変ですよ。 ・ TOEFL iBTの結果  (2作目Eldestを読んでいること) ・ Eragon (エラゴン)  (1作目Eragonを読み終わったこと)

写真は内面をも映し出す

独立記念日の花火パーティで、花火がある前にヒマだったので、写真を見せていた。 1. 修士課程終了時に袴をはいたときの写真。 2. 振袖を着て先輩の結婚式に参加して、その後撮った写真。博士課程だったから25歳ぐらい?  それを見てRさんは言った。「やっぱり写真にして残しておくもんだねえ」 そうさ、若いうちに写真を撮っておくもんだ。特に海外に持ってきた場合の、着物の写真の威力はすばらしい。 友達のうちに遊びに行ったときも写真を見せてもらったけれど、そこの家族は3姉妹全員美人で、家族の写真が豪華絢爛だった。友達は着物を着ていた。 3. 私がドイツから去るときに、研究室の人が作ってくれた写真集。 それを見たRさん、「Kayちゃんがこんなに幸せそうに笑ってる写真はじめて見たー!もちろん作ってくれた人も一番いい写真を入れただろうけど。いつも ニヒル な笑いしてるのに」 前から言うてるやん! ドイツでは私は幸せだったのよー!だから写真も幸せそうに笑ってるのよー。 パスポートに貼ってある写真を見たら一目瞭然。 日本でパスポートを作ったときは、疲れた顔。 ドイツに行って、アメリカVISAの写真を撮った時の写真は年齢逆戻り。 アメリカに来てから数回VISA更新したが、お疲れモードである。それでも日本にいる同年代よりもアメリカにいる人達は概して若く見えるが。そしてアメリカ人からみるとアジア人はもっともっと若く見える。2年前にテクニカルアシスタントに「25歳ぐらいかと思った!」と言われたことがある。PhD(博士)取ってるんだから、そんなわけないじゃん! それにしても、アメリカではニヒルな笑いしているのか、私は。。。。。 まあええが。 笑顔で思い出したが、昔 ドイツ にいたときに、研究室ですれ違う人達の笑顔は自然ですごくきれいだった。で、親に電話したときに私は言ったのさ。 廊下ですれ違う際に ドイツ 人に にっこり 微笑まれても、 決して自分に気があると思ってはいけない (←親にバカ受け) ドイツ 人の笑顔にくらべりゃ、 アメリカ人の笑顔なんてartificial(人工的)でfake(ニセモノ)だ!歯はまっすぐで白くピカーンとしていなければいけないしな。 アメリカ人、鏡見て練習したほうがいいぞ! あるいはドイツに留学するか。 だいたい私ご飯食べる速度もドイツ人と一緒だし。日本では遅すぎて文

独立記念日の花火

3週間ぐらい雨続きで「アメリカでも梅雨があるのか!」と突っ込みそうになったぐらいだったが、昨日の独立記念日は晴れた。さすがアメリカ。独立記念日には花火があるのである。  うちの窓からなんだか花火が見えそうだったので、 R・Y夫婦 に「花火がうちのアパートから見える かも しれないので、来る? 見えなかったらただの飲み会だねー」と言ったら、来てくれた。ワイン飲んでダラダラしていたら花火が始まった。 すごくよく見えるじゃん! もちろんものすごく小さいのは前にあるビルに隠れて見えないが。大きいのとか、豪華なのは全部見れた。方角もばっちり! カメラに「花火モード」があるのだが、一瞬を撮るのは難しい。三脚買ってないからぶれるし。友達に「連射モードにしたら?」といわれたが連射の仕方忘れた。。。。。 そこでビデオを撮ってみた。ここにアップロードしてみたが、写真や画像の容量があふれそうになったら消すことにする。 それにしても私のカメラ、優秀ですよ。この「なんちゃってカメラ小僧」なところがよろしい。 日本の花火は最後は一番大きくてきれいなのを一つドーンとあげて、 時間通りに 終わりだったような気がするが、アメリカの花火の最後はアホほど大量の花火をドカドカドカっと上げて、わかりやすく終わりになる。ちなみにドラえもんとか、アンパンマンとか、そういう花火はない。  招待されたほう(友人)は「ビルとかに隠れて1/3しか見えないんじゃないの?」と、全然期待していなかったらしい。招待するほう(私)は「ひょっとしたら上半分しか見えないかもしれない。これで見えなかったら数ヶ月はネタにされるんだろうなあー」と思っていたが、無事見れて良かった。皆で満足。うちで座って、ワインを飲みながら花火をゆっくり見るなんていう贅沢は滅多にない。これよりもすごい贅沢は「 F1モナコGP を窓から観戦」だろう。(←比較対照がすごすぎる?) 部屋は狭いし家賃は高いし、しかも今はトイレは壊れているしでダメなアパートだが、一つぐらいはいいところがあったのであった。Location! Location! Location!(場所)ということであるか。 今日の教訓 来年はうちで宴会だな。 過去のブログ ・ 独立記念日  (2008年独立記念日はケープコッド) ・ なんでアメリカが世界一の国かさっぱりわからん その15 トイレ壊れる

なんでアメリカが世界一の国かさっぱりわからん その15 トイレ壊れる

シリーズ第15弾 アパートのトイレが壊れたー。 正確に言うと、バーを垂直に上げても下げても、左に押しても右に押しても水が流れなくなった。引越したときからバーを上げないと流れないという、ちょっと変わったバーだったが、そのワザも使えなくなった。 ダダダダーン ダダダダーン (↑ベートーベンの第5番運命の始まりのつもり) なのでバケツ、じゃなかった、空きゴミ箱に水を入れて、それをジャバーっと流して、流しているところ。 ゴミ箱に水を入れて流すのも面倒だけれど、管理会社に言うのも面倒だー。しかも明日は独立記念日で、その後日曜日だからオフィス休みだし。一応流れるから緊急じゃないし。 親に「水が流れなくなったー」と言ったら「大変ねー」と言われてしまった。私は別に大変だと思ってないぞ。私が直すわけではないし。このずれは何?アメリカ生活が長くなってきて、私の「大変だ」と思うレベルが日本人の「大変だ」と思うレベルから大分ずれてきている? ブログのネタにはなるから早速ネタにしているが。 そういうことで、「新鮮なネタ」を提供したのであった(笑)。  今日の教訓 このシリーズも15まできたのであった。 過去のブログ ・ なんでアメリカが世界一の国かさっぱりわからん その14 税金書類行方不明

うちゅうーーせんかんーーー やーーーまーーーとーーーー その2

私のブログの目標はひと月に8±2ブログ書くことである。 そのため(ではないが)、「ネタ帳」として書きかけやメモだけの未公開ブログがあるのである。 これもその一つ。なんせ親に「ネタ切れですか」とまたきかれてはいけないので、ネタは思いついた時に書いておかないといけないのである。それをネタ切れの時に書いたり、ネタを発表したらいい時期が来たら書いたり、あるいは2つのネタをつなげて書いてみたりするのである。 さて本題に入って。 Netflix ではWatch instantlyといってインターネット経由でDVDを見れるサービスがあるのだが、それでなぜか「 宇宙戦艦ヤマト 」を見ていた。シリーズで見ると大変なので、映画である。映画でも5つぐらいあるが。日本語で英語字幕である。 注意 : 以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。 (↑ウイキペディアみたいにやってみた。) ヤマトのストーリーは奥深かった。まず一番最初に思ったことは、悪者が悪者でないのである。 敵には地球を侵略する「理由」があるのである。向こうにも「お国の事情」がある。住んでいた星が住めなくなってきて、「やむなく(?)」地球に侵略するのである。かなり強引であるが。 そしてそれを撃退するほうも「人情(?)」があるのである。ガミラス帝国を破壊して「俺達はなんてことをしてしまったんだー」と後悔しているし。 この辺アメリカの作った映画「Independence Day( インデペンデンス・デイ )」とか、容赦なく宇宙人が侵略してきて撃退して万歳万歳とはちょっと違う。 そのため、悪者が途中からお友達になったりする。一番目の映画で出てくるデスラー総統(英語字幕でDesler)は続く映画ではお友達。いちいちいちいち言うことがキザ。「デスラー砲」とか、自分の名前つけてるし。デスラーのテーマ曲で登場してくるし。そしてデスラー総統はスターシャがお好き。スターシャのためなら命もかけるのだー! スターシャのいるイスカンダルは隣の星なのに、そっちに移住しないで地球に移住しようと攻撃しかけてくるとは、スターシャにふられたんだろうか。。。。。 それにしてもデスラー総統率いるガミラスGumilus帝国、デスラー以下かなりドイツ語名だったので、笑ってしまった。それだけドイツ語名なのならGumilus帝国の読み方は「ガミラス

お祝い、お祝い

論文がアクセプトされたので、昨日は友達と一緒に飲みに行った。 Douzo Modern Japanese Restaurant ハマチのカマ焼きと揚げ出し豆腐があった。(←レストランのレベルの指標みたいなもの) 飲んだもの。 1. Kaori Junmai おそらく、 これ 。名前のとおり、香りが高くてよろしい。 2. Saketini ウィキペディアによると、 Saketini is the general definition of a cocktail that uses Sake (otherwise known as Japanese rice wine) and other ingredients such as simple syrups, distilled spirits, liqueurs, juices and garnishes. The name saketini comes from the recent and popular usage of the suffix " -tini ", derived from the name for the classic cocktail, the martini , to denote any alcoholic drink that is served chilled in an 'up' glass. Sake(日本酒)とVodka(ウォッカ)のカクテルであった。 tiniの部分はMartini(マティーニ)からきている。ウィキペディア日本語版にSaketiniが載っていないということは、当然日本では普及していないということであろう。 そういうことで、Saketiniのレシピを発見したので載せてみた。 Saketini Recipe Add the following to a cocktail shaker: 2 ounces sake 1 ounce vodka Ice Shake well and strain into a martini glass. Garnish with a cucumber slice カクテルシェーカーに2オンスの日本酒と1オンスのウォッカ、氷をいれて振り、マティーニグラスに注ぐ。キュウリ(日本のではなくアメリカ

論文アクセプトー

2月に投稿した論文が木曜日アクセプト(受理)された。 祝! 今日の教訓 論文アクセプトされましたよー。 過去のブログ ・ 論文投稿で祝杯  (論文を投稿したこと)

底値買いなんて、不可能

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最近思うのだが、私のブログ「海外研究者のありえなさそうでありえる生活」を読んでいる人達、興味がある分野はともかく、興味のない分野はぜーんぜんわからないのではないだろうか? それでも懲りずに専門用語書き連ねていくけれど。 さて本題に入って。 お気づきのかたもいるかと思うが、最近株とかいろいろ回復してきている。 回復する理由が何なのかは全然不明。General Motorsが破産申請をした日も、ちゃんと株価は上がっていた。 余談だが、GMが倒産した日に、うちの博士課程学生とテクニカルアシスタント(医学部合格済)に「GMが倒産したよ」と言ったら、知らなかった。アメリカ人、アメリカ国外のことを知らないのではなく、アメリカ国内のことも知らないらしい。それで私とフランス人同僚に説教されていた。 さて話を戻して。 私の場合、「なんか投資したものが最近ちょっとずつ上がっているのではないのん?」と気づいたのは1ヶ月半ぐらい前。Quicken(投資家計簿ソフト)でいろんなものをチェックしていたときである。それでも全然マイナスだが。 その後インドへ投資する投資信託Matthews India( MINDX )が一日にして19%上昇したのはこの前書いた。 そして今日MINDXをGoogle Financeで見た。 底値 3月9日 6.32ドル 今日 6月22日 11.88ドル。 くーーーーー。 別に底値買いしようと思ってないけど、底値買いなんて不可能だとつくづく思ったのであった。 今日の教訓 やっぱりドルコスト平均法のほうがよろしいんでは。。。。。。 過去のブログ ・ 経済危機になって、あれこれ思うこと その2  (インド株が選挙のために20%もあがったこと)

Planet Earthと2040年の約束 ついでにボストンのリサイクル

BBCのPlanet Earthを見終わってしまった。 最後のDVDは重い話ばかり3つだった。重かったのだがちゃんと見ないといけないだろうと思って見た。 ふーーー。 今後のClimate Changeを含む人間の営みで環境が破壊されていくが、それで、一体どうするかを2時間ぐらいにわたってディスカッション。 何人もの人達が意見を言っていく。  込み入った話を英語(字幕つき)で見て聞いていたが、非常に考えさせられた。 一体どうしよう。 Planet Earth Blue Planet ★★★★★ 5つ星! ワンダフル! Netflixじゃないけれど。 DVDセットでも買おうかしら。。。と思うぐらい良かった。 次のシリーズは何にしようかな。 やっぱりこの前Netflixで見つけたCarl SaganのCosmos( コスモス )かな。本は昔読んだのだが、内容忘れたし。 さて、私と旅行好きの同僚は、こんな約束をした。 2040年に、東京で落ち合って、Peace Boat( ピースボート )に乗って世界一周をすることである。 2040年の予定なんて、Google Calenderでの書けるのかしら? 試したら書けた。 そういうことで31年後の予定なので、ブログにも書いておく。 30年後も南極大陸が氷で覆われていて、ホッキョクグマがまだ氷の上で狩をしていて、アマゾンに熱帯雨林があって、ライオンと象がアフリカにいてくれるといいが。 エコついでの話。 この前ボストン市から来たはがきによると、ボストン市はリサイクルを推進するようにプログラムを変更するらしい。なんと、なんでも全部一つのリサイクルゴミ箱に入れたらいいらしい。 うむ! うちのアパートでは、「紙」と「金属・プラスチック・ガラス」リサイクルゴミ箱の2種類があるが、それが1つに? 一体誰が分離するんだろう? もっとも「金属・プラスチック・ガラス」ゴミ箱の時点で誰か(人か機械か)が分離しているのだろうが。大丈夫なんかいアメリカのリサイクルシステム? (瓶ビールはどこかに持っていけばお金を返してくれる) リサイクルできるもの ( City of Boston Recycling ) Newspaper (with inserts) Magazines/Catalogues J

論文のAbstract

TOEFLのWritingのブログを書いていて思い出した。 一流論文のAbstract(要約)の構造について思うこと。 1番目の文。 一般論。 2番目の文。 わかっていない事実。 疑問点。 3番目の文。 Mainの事実。 Weから始まるのですぐわかる。 "Here we show"とか。 4番目の文。 二番目に大切な事実。あるいはMainの事実をサポートする事実。 5番目の文。 3番目に大切な事実。あるいはMainの事実をサポートする事実。 最後の文章 結論。この論文の事実がどんなところに影響するのかを書く。 3番目の文章が一番大切なんではないかと思う。「我々は示した!」(←俺らはエライ!)という風に始まって、「○○が、××だった!」という文章で続く。決して3番目の文に「我々は○○が××かどうか調べた」なんて書かない。「調べた」んじゃなくって、「調べた後の事実」を書く。「ここに、我々は○○が××であることを示す」 まあ、英語と日本語の違いかなとも思う。 アメリカ人(もしくは英語?)は気が短いので、最初に書かないといけない。最後の最後まで待っていられない。地獄の英語教室(Harvard Extension School)でEssay(エッセイ)を書かされたのだが、そのときもThesis(主題)を一番最初に書く。”Write strong thesis(主張のはっきりした強い主題を書きなさい)"と何回も言われた。いろんなEssayの書き方を習ったような気がするが、Argument Essay(だったっけ?)は、わざわざ議論をかもし出すような文章をEssayの最初に書くのである。 地獄の英語教室で習ったArgument Essayの構造はこんな感じ。 Paragraph 1.短い文章。ここに議論をかもしだすようなThesisを書く。読んでいる方は「そんなバカな!」と思う。 Paragraph 2. 説得その1.一番説得力のある事実 Paragraph 3. 説得その2.二番目に説得力のある事実 Paragraph 4.説得その3.三番目に説得力のある事実 Paragraph 5.結論。 Paragraph 1と似ているが、ちょっとだけ違う。 ここまで来ると、読んでいる方は「そうかも」と思う。 構造的には 1.Say what you are

日本より黒船きたる

私の同僚がお昼ごはんの時に「これ、○○からもらったの」と、袋を持ってきた。見ると、 黒船 と書いてあったので、笑い出してしまった。 なんでも前の同僚(日本人)が学会でボストンに来て、おみやげとしてもってきてくれたらしい。 「その日本人に意味を教えてもらった?」ときいたのだが、教えてもらわなかったらしい。 黒船はねー、黒い船の意味で。 200-300年ぐらい前に日本はオランダ以外の国とは貿易しなかったの。 そこに突然アメリカから黒い船が来たの。 貿易をしようと思っていたのか、それとも植民地にしようとしていたのかは知らないけれど。 って言ったら、「 Last Samurai (ラスト・サムライ)の時代か?」と言われた。そうだけれど。。。。。。 さて、この 黒船カステラ 、アメリカ人には「パンケーキだ!」と言われていた。 中にカステラを切るナイフ(+スティック)が入っていて、私の友人は「すごい!さすが日本人(いたれりつくせり)」と気に入っていた。 専用の袋があって、 リボンがかけてあって包装紙で包んであって、 それを破ると箱があって、 それをあけるとまた袋があって密閉してあって、その中にはシリカゲルが入っていて、 やっとカステラに行き着くとおもいきや、カステラには紙のカバーがしてある。 日本って過剰包装。 それにしても日本から「黒船」と書いてあるカステラを持ってくるとは、すばらしいジョークだ。 今日の教訓 私も何かジョークになるものを日本からもってこようっと。

TOEFLには英語以外の能力が必要

TOEFLのWritingを強化するべく、Writing専用の問題集を買って来て勉強してみたりしている。 TOEFLのWritingは二通りある。 1. 文章を読んで、講義を聴いて、その内容をまとめる。 2. 質問に対して、自分なりの意見を述べる。 今は1のほうの勉強をしている。 問題集でまずやることは、 a. 文章を読んでメモを取る。 b. Main idea(主題)を書く。 c. それをサポートするsupporting ideaを書く。Supporting ideaは3つぐらい。 d. その次に講義を聴いてメモを取る。 e. Main idea(主題)を書く。 f. それをサポートするsupporting ideaを書く。Supporting ideaは3つぐらい。 なのである。 しかし、私の書いた答えと解答がずれていたりする。  ガーン! 私PhD持っているのに! 他には、文章を読んでMain idea(主題)とそれをサポートするideaを書くほうはともかく、講義を聴いてMain idea(主題)とそれをサポートするideaを書くほうが出来なかったり。こっちはリスニングの問題。 だが、問題がイマイチの時もある。 文章と講義が全くかみ合わないときである。 そのときはMain idea(主題)とそれをサポートするideaを書く気も無くなる。 まるでダメダメのセミナーを聞いているようだ。。。。 試験当日にそんな問題に出会ったら、一体どうしよう。 TOEFLは歴史、地学、生物学、天文学、心理学といった学術ネタが多い。エジプトやメソポタミア文明がどうしたとか、地震の波動のうつりかたがどうしたとか。銀河がどうしたとか。。 雑学の知識が多いほうが、とっかかりができるだけ強いかもと思うのであった。 今日の教訓 論文のAbstract(アブストラクト)のMain ideaを見つけるほうが、はるかにやさしいわ。 過去のブログ ・ TOEFL iBTの結果

Sushi Party(寿司パーティ)

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2週間前の土曜日に友達のうちでSushi Partyをした。 Sea to you Boston で友達(アメリカ人)が寿司ネタを買って来てくれた。 私は寿司飯作り担当。 寿司飯が出来たあと、全員で巻きに挑戦。 魚はどうもアメリカ人には"Fishy(魚くさい)"らしく、友達は魚を手袋で触っていた。 左から時計周りにSalmon(サケ)、Tuna(マグロ)、Yellow tail(ハマチあるいはブリ)、White Tuna(ビンチョウマグロ)。 アメリカ人はInside Roll(ご飯がまわりにあって、中に海苔がある)のが好きらしい。どうも海苔はSea weed(海の雑草)であるので、嫌いらしい。でも見えなければいいらしい。 イクラのことをSalmon Eggと言えば「うわー!」と言って食べないが、Salmon Caviarと言えば喜んで食べるからな。アメリカ人、いい加減なものよ。 Caviar is the processed , salted roe of certain species of fish , most notably the sturgeon ( black caviar ) and the salmon ( red caviar ). (ウイキペディアより) キャビアは、チョウザメあるいはサケの卵を調理して塩漬けにしたもの。 ちなみに今回はイクラはない。 友達はウニも買って来てくれたので、ウニの軍艦巻きにも挑戦。 買ってきた友達は「ウニは昔食べてダメだったけれど、また食べてみる」と言って食べてみたが無理そうだった。 フランス人は食べてみて、「これ、昔子供のころに食べさせられたCatfish(ナマズ)の肝臓とそっくりな味がする」と言っていた。 。。。。。。さすがフランス人、日本人と同じく変なものを食べることよ。 そして、皆わさびを大量にしょうゆに溶かして、その中に寿司をどっぷりつけて食べるのである。 ウニは不評だったので私がありがたく残りを全部いただいて、次の日の昼ご飯でウニ丼にしたのであった。 寿司の話をボスにしたところ「俺は昔寿司パーティをしたときは、 Whole Foods (有機野菜が有名な、ちょっとお高いスーパーマーケット)の魚でやったよ」と言っていた。 Whole Foodsの魚でいけるのか? 今日の教訓 

子が子なら、親も親 その2

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正確な使い方は「親が親なら、子も子」です。 お間違えなく。 1ヶ月ぐらい前にあった出来事 忙しかったので、しばらくブログを更新しなかったら、うちの親からこーんなメールが来た。 「ところであなたのブログを毎日みていますが 更新されませんね。ネタ切れですか?毎日 覗いているファンがいることを 頭の隅においていただくとありがたいのですが。」 対して、 島岡さんのブログ に載っていた文章。 「PS:ところで、オバマ大統領の導入した新しい チャレンジグラント の アプリケーションの作成におわれて一ヶ月程ブログを更新できなかったのですが、いつも私のブログ見てくれている日本にいる母親が、私が倒れたのではと心配して電話をかけてきてくれま した。ブログは安否の確認に使えるのですね......」 この差! 普通はブログ更新しなかったら、親は「忙しいのかしら?」とか「倒れてるのかしら?」と心配してくれるものなのではないだろうか。まあ携帯メールには返事しているから倒れてないとは思っているだろうし、忙しいとも思っていたみたいだが。。。。。 それにしてもブログ更新してないから「ネタ切れですか?」とは! 普通は自分の娘が海外に行ってしまったら、親は多少は心配して「日本の食べ物が恋しいのではないか」と宅急便とかを送ってきて、その中に日本のお菓子とかお茶とか入っているものなのでは。 こういう話を結構聞くぞ。私は海外に出て6年間、一度も宅急便を受け取ったことはない。別にいらないが。請求してないから送ってこなくてもいいからねー。  本は時たま送ってくるときがある。そういや、ドイツにいたときに研究室宛てに送ってきた。そのとき住所まではちゃんとドイツ語で書いてあったが、私の名前を日本語の漢字で書いて いた。誰かに「これ、Kayの?」と渡されたときはびっくりした。 まあ、研究所全体で中国人2人に日本人1人(私)しかいなかったので、3人のうちの1 人と思ったんだろう。  いやはや、こんな親の子供は打たれ強いですよ! こういう親のしつけで、子供は海外でもへこたれないように育ったわけですな。いや、別に文句を言っているわけではなく、非常に納得したわけ。 ということで、今回は母親をネタにしてみました。(←逆襲) 元教え子のみなさん、元先生はこんな母親ですよー。 今日の教訓 子

行ったことある場所 これから行きたい場所

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BBCのBlue Planetに続いて、最近はBBCのPlanet Earth( プラネットアース )を見ている。 <a href="http://ws.amazon.com/widgets/q?ServiceVersion=20070822&MarketPlace=US&ID=V20070822%2FUS%2Fwidgetsamazon-20%2F8003%2Fc254a85d-b30e-415e-8892-30f73b63f1be&Operation=NoScript">Amazon.com Widgets</a> 象が水を求めて砂漠のようなところを数週間歩くとか。 氷が溶けたので、何キロ(何十キロ?)も泳ぐ白クマとか。 ナポレオンが「あまりに高すぎて鳥も超えることが出来ない」と言ったヒマラヤ山脈を越える鳥の話とか。超えれなくって次の日もまた挑戦していたりする。 Planet Earthの場合は、撮影者の苦労話がいっぱい出てきて面白いのである。 小さな小屋の中でSnow Leopard( 雪豹 )を待って7週間とか。 皇帝ペンギンと一緒に南極で1年間とか。 洞窟のこうもりの糞の山(ゴキブリだらけ)のところで6週間とか。「もう絶対この仕事に呼ばないでくれ」とか言っていた。 それでも映像が取れた後では、みな感動するのである。 なんか研究に通じるものがあるのであった。 実験失敗して数週間とか。。。。。。 マウスと一緒に1年間とか。。。。。。。 それでも実験が成功した後では、私も感動するのである。 この前まで見ていたBlue Planetと違って、Planet Earthは陸の話なので、行きたくなるようなところがいっぱい出てくるのである。次の旅行目的地はどこにしようかしら。。。 やっぱり、南極? それとも、シロクマ見に行く? さてさて、旅行(と学会)が大好きな私である。この前から tripadvisor なるところで、行ったところの地図を作れることがわかったので作ってみた。 この地図を見て、「Kayさんは遊びすぎだー」と思った方は非常に正しい。ドイツに2年間いてアメリカに4年も

ブログを本にする!

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私はYahooブログを使っていてBlogger(このブログ)に引越したのである。 今日面白いものを見つけた。 ブログ製本サービス 要するに、自分のブログを本にするサービスである。 まったく人の心をくすぐるようなサービスである。ためしにYahooのブログ設定の「ブログを本にしよう!」から、自分のブログをPDFにしてみた。(PDFにするのはタダでできるらしい) 表紙つき! しかも目次つき! 「480ページまで」ということだったが、はみ出た! 未公開ファイルを削除して作り直したら458ページになった! 2.3MB。B6サイズ。 とにかく、PDFファイルになった。コンピューターに保存しておこう(笑)。 ・・・・・・ひょっとしてPDF上で検索したほうが、Yahooブログ内で検索するよりも早いのでは。 やりーーー。 製本した場合のお値段をチェックした。 13,887 円 (印刷: 13,362 円、送料: 525 円) ←一冊の値段 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 我輩の 徒然草(つれづれぐさ) に13887円! 他のブログサービスも対応しているものがあるらしいので、興味がある人は是非とも上のリンクからお試しあれ。Bloggerは対応していないとのことだが、Bloggerにも対応してもらいたいものである。 あと、ドイツ語は文字化けすると誰かが書いていたが、どうなんだろう。。。。 今日の教訓 私のYahooブログは本にはならずにPDFになった。 追加 そのままダウンロードしたPDFを読みふけってしまった。。。。。 まだ半分。 過去のブログ ・ 祝 カウンター20000突破!  (Yahooブログの引越を考えていたこと)

なんでも研究してしまう人達

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難しい話ばかりだと客(読者)がいなくなってしまうので、バランスを取るべく、だるだるな話を。 フランス人同僚から送られてきた論文 論文のタイトルは Experimental Evidence for Synchronization to a Musical Beat in a Nonhuman Animal 載っていた リンク をクリック すると、Supplemental videoが出てきて、それをクリックすると、鳥が。 しかも音楽のスピードを変えて、鳥がどのリズムに乗ってもダンスできるかどうかを 研究 しているのである。お遊びではなく、真剣に。科学的に。 すばらしい。 なんでも有名な鳥らしく、Youtubeにも載っていた。 なかなかすごい鳥。かなりのリズム感。 いろんなところで有名になったらしい。  気に入った人はYoutubeのサイトに行ってDonation(寄付)してみてください。 今日の教訓 研究者たるもの、なんでも研究のネタにしないといけない。

経済危機になって、あれこれ思うこと その2

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5月になって暖かくなって、なぜか昨日はボストンでも32℃まで気温があがって、今日から3連休である。しかし私は自宅待機。 豚インフルエンザにかかったわけではないけど。 なぜなら、私は今アレルギー性結膜炎なのであった。連休なので「Martha's Vineyard( マーサズ・ヴィネヤード )に行こうよ」とか、「キャンプに行こうよ」とか誘われた。 だが私は自宅待機のIndoor(インドア)派! さて、本題にはいって。 ついこの前Fidelity Freedom Fundから、なけなしのDividend(配当金)をもらった。 去年とくらべてもがっくり。。。。。 それと同時に、この前「役に立たない」と文句を言っていた FAGIX (Fidelity Capital and Income)は着実に毎月配当金をくれるので、見直した。 さすがIncome Fund、身を削りながら配当金をくれているんじゃないかと思ってしまう。 やっぱり投資って難しいわ。 そして、Matthews India( MINDX )は19日に一日にして19%上昇した。これはインド全般に投資する投資信託(Fund)である。単元株ではなくFundのくせに、一日にして19%上昇。  「なにがあったんだー? 次の日は一日にして30%下がったりするんだろうか?」と思っていたら、二日後ぐらいに理由がわかった。 立ち直るインド経済 IT産業だけは蚊帳の外? なんでも、選挙でどっかの党が圧勝したらしい。 そしたら20%も上がって、結局ストップ高(あまりにも値段が高くなりすぎたので、その日の取引中止)になったそうな。 ソリティアをして時間をつぶしているブローカーの写真つき(笑)。 インド面白すぎ。選挙が経済にそんなに影響を与えるとは。 やっぱり投資って難しいわ。 Fidelity investmentsに To rebalance, or not to rebalance という記事があって、「いつRebalance(再分配)をするか」について4通りの例をあげて詳しく書いてある。 いつRebalanceしたほうがよいだろう?まあいいか、しばらくほおっておこう(←いいのか本当に?) Asset allocationについてだが、Fidelity investmentsの myPlan SM Snapshot で遊ん

セミナー終了

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はーーーー、つかれた。 今日は1時間のセミナーをやったのであった。 正確にいうと50分しゃべって10分質疑応答。なんにせよ、英語で50分しゃべるということは大変なことよ。 セミナー終了後のPowerpointのスライドの解析。 スライドの枚数 52枚。 サイズ23MB。 1. 大きなタイトル。私の名前+所属。 2. 二つのトピックのタイトル。 「今日はこれとこれをしゃべります。。。。」 3-29. 一つ目のトピック。 データの載っているスライドは8枚 30. 二つ目のトピックのタイトル。 「二つ目のトピックはこれです。。。。」 30-51 二つ目のトピック。 データの載っているスライドは12枚。 52 Acknowledgement(研究に協力してくれた人達への感謝) ということで、52枚のスライド中、データの載っているスライドは20枚だけなのである。 あとはIntroductionとか、Hypothesisとか。「これはどういう意味」とか、「つぎはどうする」とか。 絵を描いてみたり、文章で示してみたり。 そーーーんなプレゼンの方法は日本にいた時は習わなかったのだが、そのうち努力するうちにこんな風になってきた。何事も練習である。 英語が出来ないので、プレゼンの骨格はものすごく気を使うし、絵もたくさん使うのである。 50分も苦労して英語でしゃべって、後でみなが「ポカーン」としていたらがっくりする。 聞いているほうも、英語もわからんし、内容もわからんとかだったら、1時間聞いている意味がない。 私にとっては、プレゼンは「こーんなにデータがあるんだよ、すごいでしょ?」と自慢することではなくって、「英語下手だけれど、お願いだから私の言っていることわかってよ。ちゃんと説明するからさ!」という感じである。 聴衆がわからなかったら、意味がないのである。 日本にいたときは、口頭発表の時は原稿を覚えるということをしていた。残念ながら記憶力が悪いので、原稿を覚えられなかった(大爆笑)! ドイツにいたときに学会でOral presentation(口頭発表)をする機会があり、英語の原稿を見ながら同僚の前で練習しようとしたら、同僚に原稿取り上げられた。 「むちゃくちゃな英語でもいいから、そのまま話なさい」と。 しどろもどろでプレゼンの練習をし

海外で働いている人の体験談募集

いつも読んでいる渡辺千賀さんの On Off and Beyond というブログで、 海外で働いている人の体験談募集 という話があったので、フォーマットどおりに書いてみた。 二週間ぐらい前に千賀さんが 「海外で勉強して働こう」 というタイトルで爆弾発言(!)をしてからずーっと続いている話である。 その後「じゃ、みんな海外でどんなことしてるんだろう」という話になり、体験談を募集することにしたらしい。 ということで、私はドイツとアメリカなので二通り。 森鷗外 の時代じゃあるまいし、海外に行くということは、そんなに大層なものではないと思う。千賀さんがブログで言っていたとおり、「引越」というのが適切かも。 2003年4月-2005年3月 ドイツ 1. 今いる国 今いる国じゃなくって、前にいた国だけれど、ドイツ。 2. ドイツでの勤務先の業種・本社所在地 Technische Universität München, München, Germany 日本語になおすと「 ミュンヘン工科大学 、ミュンヘン ドイツ」になると思う。 3. ドイツでしていた仕事の職種 ポスドク (博士研究員) 博士課程を修了してから、別の研究室に移動して数年間修行を積む時期のこと。欧米で一般的。その後大学でアカデミックの職を得るために奮闘するか、企業に就職する。 ポスドクを経験せずに企業に就職する人達もいる。 4. ドイツでのワークライフバランス(仕事時間、私用の時間の取りやすさ、休暇の取りやすさなどなど) 仕事時間は研究者なので、自分の研究による。 ドイツ人は大抵朝早く初めて5時ぐらいに帰ってしまう。土日にいる人はあんまりいない。だが研究に人生かけてる人は土日にもいたりする。 一般的にドイツ人は非常に効率的だった。私個人の意見としては、是非日本人が見習うべきところ。 私用の時間の取りやすさは、大学本部でのドイツ語教室が5時ぐらいからあったのだが、それに週2回ずつ最初の数ヶ月行っていた。ドイツで暮らすには多少のドイツ語は必要なので、大目に見ていた(あるいはボスは忙しすぎて放任主義で気づいていなかった?) 休暇にはボスのサインが必要だったが、紙を見せると何も見ずにサインしたあと、「で?Kay、どこに行くんだ?」と訊いていた。ちなみに私が1年間に消費し

となりの億万長者

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前からの疑問だが、どうしてアメリカでは株式市場の動きをBull marketとかBear marketって言うのだろう。Bullは雄牛でBearは熊。 雄牛も熊も強そうだし。私にとってはどちらも上昇市場に見えるのだが。。。。。 さて、本題に入って。 私のファイナンスの師匠であり、 FI planning のサイトを運営しているNobuさんから「 となりの億万長者 」という本を借りて読んだ。英語名は The Millionaire Next door という。 3万円以上の時計を買ったあなた、億万長者にはなれません! 正確に言うと、235ドル以上の時計だけれど、10年ぐらい前の本なので235ドルにインフレと為替を適当に考えて、切りのいい3万円にしてみた。 「億万長者は一体どういう人達なのか?」ということを調査した本である。 この本によると、高収入の人の道は大体こんな感じの2つに分かれる。 少なくとも私の頭の中ではこの2つに分かれた。 1. 蓄財優等生 質素な生活をして、投資をして、億万長者になる。この人達はたとえ仕事がなくなっても何十年も持ちこたえることができる。中流家庭の住んでいるところに住んでいる。子供は公立学校。周りの人達は彼らが億万長者であることを知らない。夫婦で倹約家であり、投資している。 2.蓄財劣等性 いわゆる優雅で豪華な生活をする。よい地域に住み、高級車を持ち、子供を私立学校に行かせるが、資産はほとんどなく、仕事を無くせば数年で資産が無くなる。さらに子供を金銭的に甘やかして育ててしまっているため、引退しても50歳とかの子供にスネをかじられる。 投資はあまりしていない。 はーーーー。 なんか、究極の選択ですな。 2の優雅な生活をしつつ1のように資産もあるという人は、相当の高収入に違いない。 そんな人は滅多にいない。 そういうことで、どちらかを選ばないといけないようである。 具体的な細かいケースはいろいろあった。 同じ親が育てていても、自立しそうな子供には親はお金をあげず(だからもっと自立し)、自立できなさそうな子供には親はお金をあげて(だからさらに依存し)とか。 まったくもって子供の教育は大切である。 さて、高収入でもなんでもない私が選ぶ道は、もちろん1である。そうでないと果たして引退できるのか不明なのである。

目からウロコのサイエンス その1 夜型でもいいんじゃん!!!!!

5月1日のScience Podcast を聞いていたら出てきた話。 それをそのまま文章にしたのは こっち 。(二つあわせて英語の勉強にどうぞ) 元ネタは Good News for Night Owls 。 Night Owlは夜のふくろうで、英語で夜型人間に意味。 この記事は「夜型人間に朗報です」というタイトル。 内容を簡単に説明する。 睡眠をコントロールするのは、circadian rhythm( 概日リズム )とsleep pressureである。Sleep pressureは日本語の単語は何て言うかわからないけれど、「何時間起きていられるか」ということらしい。 この研究では、16人の朝型人間と、15人の夜型人間に協力してもらった。 その人達には、スクリーンに映っている数字を見ていてもらって、その数字が変わった時点でボタンを押すというテストをしてもらった。(実験ともいう) 実験がそれぞれの人の概日リズムに影響しないように、協力してもらった人達には、普段と同じように寝てもらった。そして起きてから1.5時間後(1時間半後)と10.5時間後(10時間半後)に上のテストをしてもらった。 1.5時間後の反応は朝型も夜型も一緒だった。 だが10.5時間後の反応は夜型人間のほうが6%早かった!  記事での結論としては、朝型人間は夜型人間よりも、早くに集中力を無くすのではないかと。(論文の結論はもっと専門的) Podcastでは、夜型人間は「statistically significantly better? (統計学的に有意差が出て反応がよいのか?)」という質問をしているが、有意差ありで反応が良いらしい。 その後Podcastでは、「じゃ、朝型人間は遅くなったら建築現場とかの危険な場所で仕事をしないほうがいいのでは?」とか、「朝型人間の学生は午後にテストを受けたら夜型人間よりも点数が悪いのでは?」という話になっていた。 ちなみに朝型が5時に起きるとすると1.5時間後は6時半、10.5時間後は3時半ね。3時半はまだ勤務中。 夜型が8時に起きるとすると1.5時間後は9時半、10.5時間後は夕方6時半ね。 この話は夜型人間の私にとっては、本当にGood Newsだ! 今までどれだけ「朝型にしましょう!」っていう話を何回読んだ、聞いた、言われた

空間認識能力はビジネススクールには必要ない

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ハーバードMBA留学記 の読書感想文を書いていたら、ハーバードビジネススクールにまつわる、私のとっておきの話を思い出した。 私はボストンに来た時にちゃんとしたベッドが無かったので、 Craigslist (物の売り買いをするウェブサイトで、イーベイと違ってローカル)でベッドを買ったのであった。後でアメリカ人に「Craigslistで人の使ったベッドなんか買わないほうがいいよ。 Bed Bug(ダニとか南京虫とかの類)がいるかも知れないよ」と言われたが。 そのベッドを売ったのがハーバードビジネススクールの相手。 見学に行ったときに名刺をくれて、買うと言ったら前金を払うことを要求するというビジネスぶりだった。 ベッドを見に行った数日後、友達に U-Haul(引越用のレンタルカー)のCargo van を運転してもらってベッドを取りに行った。ついでにLaser Printer(レーザープリンター)も買った。 ビジネススクールの彼、Laser Printerを発砲スチロールに入れて箱に入れようとするが、入らない。そこで一緒に行った友人(日本人)が箱に入れた。 その後ビジネススクールの彼にも手伝ってもらいベッドをCargo Vanに運ぶ。 ビジネススクールの彼、まずベッドの下の枠を斜めに入れた。(斜めにしないと入らない) その次にベッドボックス(マットレスの下にあるやつ)をビジネススクールの彼は、枠と平行に重ねて入れれば入るのに、Xの方向に交差させて入れようとする。(もしくはTを135度傾けた感じね) もちろん入らない。 (この時点で私は口の端で笑っている) そこで、一緒に行った友人が見かねて「この方向に入れると、入るんじゃない?」と言って、ベッドの枠と平行にして、ベッドボックスをVanの中に入れた。 そして最後にマットレスである。 ビジネススクールの彼、ベッドボックスに平行に入れず、また(!)Xの方向に入れようとする。しかも、入らないおかしいなと言わんばかりにガンガン押している。(この時点で私は笑いをこらえるのに精一杯) 見るに見かねた友人(同じくにやけている)が手伝ってベッドボックスに平行に入れて、やっとベッドはVanに全部納まったのであった。 「ありがとう」と言ってVanをスタートさせた後、二人とも大爆笑! 百聞は一見に如かず。 図を作ってみた。使用したのはPowerP

ハーバードMBA留学記

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という名前の本を借りて読んでいた。 もともとは岩瀬大輔さんが書いた ハーバード留学記 というブログで、それを本にしたものらしい。かっちりとした文章で、読み応えがあった。 ブログでこれだけの文章を書く人の才能に驚く。途中の「ファンド資本主義」に至っては、あまりの難解さというか、ヘッジ・ファンドに興味がない私としては、数ページ読むたびに寝てしまうという状況であった。 当然か。 気に入った部分 その1 そのまま ハーバードMBA留学記 から引用。 「アメリカ人の国民性を深く理解しようとすればするほど分かってくるのは、彼らが世の中のすべての物事の価値を、次の一つの質問に対する答えをもって測ろうとしているということである。 それは、いくらの金をもたらすのか。 アレクシス・ド・トクヴィル」 ブブッと笑ってしまった。 私の理解では、ヘッジ・ファンドらへんが最近の経済危機を引き起こしたのだが。 ちがったっけ? いいのかこんな理解で。 Havard Business School(ハーバード・ビジネス・スクール HBS)の学生が就職したくなるような仕事だったらしい。誰かがHBS来た時に言った言葉を ハーバードMBA留学記 から引用させていただくと。 「僕が卒業した1989年、卒業生の大半がウォール街に就職したが、ブラックマンデーで、数ヶ月も経たないうちに多くの友人が失業した。2000年前後にはベンチャー企業やベンチャーキャピタルが人気を集め、多くの学生が就職したが、その後ITバブル崩壊で、再び多くの人が労働市場に放り出された。今、皆のあいだでもっとも人気のある職業はなんだい? 僕が言いたいことは分かるよね。」 すごい。 これは大当たりの予言だ。  イエール大学のロバート・シラー教授は、住宅市況の悪化によって、米国は1930年代の大恐慌並みの不況に陥りそうだという予測をしていた のだが、それと同じぐらいすごい。 岩瀬さんも、ヘッジファンド(だったっけ?)の成功をすごいと思いながらも、どこかおかしいと思っていたらしい。 私も AIGの1億円以上のボーナス の事件を見て、「どうやったら1億円以上のボーナスがもらえるほどの仕事って一体何?」と必死に考えてしまったのだが。今岩瀬さんがHBSに留学したら、きっと全然異なるブログを書いていたのだろうと思う。 気に入った部分 その2 漁師の話は爆笑し

経済危機になって、あれこれ思うこと

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1.しゃかりきに投資しなくてもいい(笑)。 がめつく稼ごうと投資すると、かえって困ったことになる。 余裕を持って投資しておけば、こういう危機で対応できる。  2.Cash(現金)を見直した。 なんだかんだ言っても現金(とMoney Market)は強いと思う。Fidelity investmentsのMySmart Cash Accountの利率は現時点で0.20%。 Fidelity Select Money Market の利率は今は0.98%。利子がどうとかではなく、今の時期、減ってないことが重要(笑)。 現金をたっぷり持っていたら、今の時期株とかが半額(以上)セールで買えると思う。 50% OFF SALE! 3.株と同じような動きをするBond Fund(債券の投資信託)は、こういう時役に立たない。   私の FAGIX は、株ほどではないが下がってしまった。 そのため「債券を売って株を買ってRebalance(投資の再分配)」ということが出来ない。 だいたい、株のような動きをする債券なら、株の投資信託と、もっと安全な債券の投資信託を持っていたほうがわかりやすいのだ。 そんなことが今頃判明。 実際にそういう目に遭ってからわかった。 身をもって学習。 そういうことで、もっと安定したBond Fundを組み込んでいこうかと検討中。 4.Emergency Money(緊急時のための貯金)はもっと必要。 Kiplinger's Personal FinanceのPodcast によると、アメリカの場合 45 歳以下の転職にかかった月日は3ヶ月、 45 歳以上は4ヶ月らしい。もっとも、解雇される前に転職活動する人も含まれていると思うが。 ということは最低6ヶ月暮らせるだけのEmergency Moneyが必要。 1年分あればもっといいかも。。。。。  5.ひさしぶりにNewbury Streetを歩くと、店がいっぱい無くなっていて「Retail Space Available」という張り紙が貼ってある。 6.Kiplinger's Personal FinanceのPodcastによると、 デフレーション かもしれないらしい。 7.いい経験をしていると思う。  これがリタイア直前とかリタイア中で、間違って株にたっぷり投資なんてしていたら、痛くて目も

Boston Lyric OperaでDon Giovanniをみる

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Boston Lyric Opera に初めて行ってきた!  きっかけは、「私、いっぺん着飾ってオペラ見に行きたい! そして幕間にシャンペン飲むのー!」というミーハーな友達の一言。 「じゃ、ニューヨークのメトロポリタンオペラに行こうよ!」誘ってみたけれど、まあ近場から行こうということになった。ニューヨークで泊まりでオペラを見に行くということになると、チケット代以外でも値が張るしね。 ミーハー度からすると、オペラの前のお食事もきちんとしなければいけないし。 そういう理由で、 Boston Lyric Opera に行くことになったのだった。  朝からきちんとした格好をして研究室に行くと、PhD(博士課程の学生)2人に「Kay! 今日はきちんとした格好してるね。 Presentation(セミナーとか)をするの?」って聞かれた。 違うってば! 今回のオペラは、Don Giovanni( ドン・ジョバンニ )  ハンパじゃない女たらしの貴族の物語である。 ある日女性の一人のうちにしのびこんで、間違って彼女のお父さんを殺してしまう。 その後も女性達をくどいているのだが、死んだ父親が地獄から来て「悔い改めよ」とドン・ジョバンニに言う。 彼は「いやだ」と言って、地獄に連れ去られてしまう話。 自業自得だと思う(笑)。 笑える場面がいっぱいあるオペラである。 チケット代は52ドル(約5000円)。 例によって例のごとく、ドイツでオペラを超お安く楽しんだ私にとっては高い(が日本人にとっては安い)のであった。仕事が終わった後、シルバーラインに乗って、友達と待ち合わせの Rustic Kitchen に行く。イタリアオペラなので、イタリアンなのである。友達はさっそくシャンパンをたのんでいた。 話がはずんで遅刻しそうになって、あわてて会場に向かう。 オペラハウス(Shubert theatre)は小さくてびっくりした。 安いチケットでも十分顔も見て楽しめるぐらい。 これでミュンヘンの州立歌劇場やニューヨークのメトロポリタンオペラに行って、安いチケットだったら、オペラグラス必要なのに。 私は顔が見えないところに座っていて、服装で判断していたぞ。 さて、肝心の内容についてである。 (Boston Lyric OperaのDon Giovanniの リハーサルの

フィデリティから、お電話

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Fidelity investments からお電話がかかってきた。 「なんだ? もしかして私のアカウントのお金が、ごっそり誰かに取られたとか?」と思って折り返し電話をかけると、お兄さんが、「投資のお話をしたいんだけれど」と言ってきた。 おお! Fidelity investmentsが下々の私なんぞに電話をかけるとは、本当に経済危機? と思いつつ興味があったので、相手をしていた。 お兄さん 「Statement(明細書)見てる?」 私「毎月見てるよ」 その後給料は当分変わらないかとか、いろいろ聞かれたあと、お兄さん、「Emergency money(病気や失業したときなどの、緊急時のお金)はInvestment account(投資用口座)から出してるの?」 私「違うよ。  MySmart Account があるでしょ。そこ」 (投資用口座に入れてたら投資しにくいじゃん) お兄さん「Make sense(なるほど)」 その後お兄さん、Asset allocation(資産配分)の話をはじめた。 そして「株の%はOKなんだけれどね。Foreign stock(外国株)が多すぎ。」 お、バレた? (笑) (でもアメリカ国内株が70%って、誰が決めたの?) お兄さん、Rebalance(投資の再分配)をするようにと言ってから、「今から投資の提案書をメールで送るからね。 これ無料だから」 どうもありがとう。 お礼を言ってしばらくしてメールを見たら、送られてきていた。 こういうメールでのリンクをクリックして口座情報を入れるのは嫌なのだが、なんだかなんだやっているうちに無事に提案書を開けることができた。 なんだ、 MyPlan Retirement Quick Check で作ったものじゃん。これ、Fidelity investmentsに口座持っていたら、自分でウェブサイトでできるし。  もう一つはRebalanceをする提案書。 Fund(投資信託)をいろいろ提案してくれたのだが、提案するFundの数多すぎ。 こっちもウェブサイトで自分でできる。。。。。ような気がする。 Asset allocation、一体どのくらいの頻度でするものか、ついこの前 New Englandファイナンス勉強会のメーリングリスト でも質問した。その後Fidelity investmentsのペ

祝 カウンター20000突破!

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カウンターが20000突破しました。 ついでにお知らせです。 私のブログは最初Yahooブログで始めたのですが、そろそろYahooブログの情報をBloggerに写そうかと思います。 私は過去に書いたブログをチェックしながら新しい文章を書くのですが、Yahooブログの検索機能がきちんとしていないため、自分の書いたブログが見つからない(笑)。 そういう理由で移動させます。 移動させる欠点としては、RSS feed(Google readerとか)で読んでいる人は、昔のブログも読む羽目になるか(も?)と思いますが、少しずつ移動させるので、「これ昔読んだ!」と言わずに付き合ってやってください。 そんなこんなブログですが、まだまだネタはつきないので、どうぞ皆様よろしくお願いします。 今日の教訓 カウンター20000突破しました。 過去のブログ ・ 祝! 5000突破!  文章を書くこと

外から見える自分

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まったく、おそろしい世の中になったものである。 この前ある人から「はじめまして」というメールをもらった時に、さくっと私の業績について触れていた。 さくっと! 私の業績調べたんですか。。。。。。 あるいは、研究者のためのネットワーキングの会で「仕事の関係でいろいろな大学のHPを見ていたら、Kayさんの名前を見つけたんですよ!」と言われたりする。 名前(First name, Last name)を PubMed に入れれば、生命科学系の研究者の業績は一目瞭然である。同業者であれば、論文を発表した雑誌の質から、研究の内容から、どこで何をやっていたか、何から何から、全部わかってしまう。Googleで検索してみたらHPに行き着く。 ちょっと興味がある人の業績や研究は、すぐに検索して調べてしまう、そんな時代になってしまったのである。 インターネットが無かった時代には、そんなことは無かったに違いない。 涙 こういうときは気を取り直して、「外から見える自分」をどうにかせねばなるまい。  まず Google英語版 で、自分の名前を英語で検索してみる。 前にGoogle検索した時は Facebook (お遊び用SNS)がトップに来るという、誠にいただけない結果になったためFacebookを停止した。 今回は LinkedIn (ビジネス用SNS)がトップに来た。 本当にトップに来た。 非常によろしい。 そして、しばらくしてから私の書いたレビュー登場。 非常によろしい。 さらに、前からなんとなく気になっていた BiomedExperts に加入した。 このウェブサイト(無料)は、発表論文の情報に基づいて、Co-authorは誰であり、分野は何であり、何を主に使って研究しており、Co-authorは誰と一緒に共同研究しており、発表論文うちFirst authorとLast authorはチェックを入れる、という風に、いろいろ調べてくれる。 加入しなくっても、勝手に調べてくれる。 それが証拠に名前とBiomedExpertsとGoogleに入れると、メンバーでなくても情報が出てくる。 「名前」がキーなので、同姓同名の多い日本人は不利なのである。 私も日本の時の論文しか情報が入っていなかったので、加入してしまい、ドイツの時の論文とボストンの論文情報を全部入力した。なんかすっきり。  しばらく

TOEFL iBTの結果

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BanffのKeystone meetingから帰ってきたら郵便受けにTOEFLからの手紙が入っていた。結果は非常にクリアでわかりやすい。 iBT(internet based test) 結果発表! Reading(読む) 自分の設定した合格点達成  Listening(聞く) 自分の設定した合格点達成 Speaking(話す) 論外にへにゃへにゃ  Writing(書く) 改善の余地あり ということで、Input(入力)は大丈夫だがOutput(出力)はまだダメ。 WritingとSpeakingを重点的に勉強すればいいのだ! ということがわかった。 ある意味ReadingとListeingは別に勉強しなくてもいいのかも! それでも Eldest (ファンタジー小説)今読んでるし、 BBC NewsPod も Nature Podcast も Science Podcast も聞いてるけれど。 いいもの見つけた。  駿台留学センター 留学試験対策講座 TOEFL iBT  (やっぱりこういうのは、予備校が強い) 2005-2006年  日本人平均65点。 全世界平均79点。 大学学部留学レベル 79-80点 私の点は全世界平均点よりかは上。  つまり 「学部には留学できるレベル」らしい。 どこの大学かは知らないけど(笑)。 もちろん学生の時に受けたPBT(paper based test)の点よりは上昇している。 海外生活すると、私みたいに英語が嫌いで嫌いで仕方がなった人でも英語が良くなるようである。 祝! そんな「へにゃへにゃの英語」で、1時間のセミナー(50分間パワーポイントを使いながらしゃべる+10分質疑応答)が出来るということは、我ながら度胸があるということか。それとも内容が聞く価値があれば、多少英語がまずくっても人は我慢して聞いてくれるということか。。。。。 あるいは聞く価値なくって寝ているか。。。。。 また5月にセミナーするし。 今日の教訓 今後はWritingとSpeakingを重点的に勉強することにする。 どの英語コースに行こうかしら? 過去のブログ ・ TOEFL受けてきた  TOEFL iBTの感想 ・ 2つのセミナー、つつがなく終了  2008年11月にドイツで昔の同僚の前でセミナーをしたこと

New Englandファイナンス勉強会 4月の勉強会の宣伝

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私は New Englandファイナンス勉強会 で、ファイナンスの勉強をしている。 幹事もやってみていたりする。4月の幹事は別の人で、トピックは「アメリカの健康保険のしくみについて」 「おお、これは大事だ! プロ研の4月の勉強会は、ファイナンス勉強会に便乗ということにしてしまおう!」というセコイ考えにより、その幹事に連絡した。(←要するに、学会とかで忙しかった) そしたら条件つきでOKをもらった。その条件は、 私の個人のブログで宣伝すること 。 なんじゃそりゃ、プロ研のブログじゃないの?という突っ込みを入れたくなるのだが。 それと同時に、そんなにボストン近辺のいろんな人が見てるのか!っていう話もあるが。でも、学会のブログ書いたら、「学会充実していたみたいですね」とか言われたりするし、一応効果があるのかもしれない。 前置きはさておいて、本題に入って。(何を書こうかしら?) まず、 第36回ファイナンス勉強会 から引用 「PCPって何?」「アメリカの健康保険って複雑でよく分からない」「どうしてこんなに保険料が高いの?」「保険に加入したいのだけれど、日本とぜんぜん違うのでどれを選べば良いのか分からない」などとよく耳にします。期間が限られているアメリカ生活の中でも、アメリカの医療に関わらなくてすむ人は、ごくわずかではないでしょうか? 「お医者さんに見てもらいたいのだけれど、 まず何をしたらいいの?」といった素朴な疑問に応えるべく、「 アメリカの医療保険がどう成り立っているのか」、「 アメリカと日本の保険がどう違うのか」を、 アメリカの健康保険会社で働いた経験と知識を活かして皆さんにわ かり易くお伝えしたいと思います。 アメリカの保険制度を知ることで、「 必要な時だけにお医者さんにかかる」という観点から、「 医療保険サービスを上手に利用する」 といった新たな保険の利用概念を皆さんと一緒に考えていきたいと 思います。 引用終了。 そーいやー、この前私のPCP(Primary Care Physician かかりつけ医)に見てもらったのはいつだったっけ? 一年に一回ぐらいは「こんにちは!」と言いに行かないといけない。その時は会ってくれるが、その他はなかなか会えない気がする。 一年ぐらい前にアレルギー性結膜炎になったときも、電話をかけて症状を説明したら「薬局でOTC (Over t

マック欲しい

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昨日(金曜日)は、ドイツ語ではKarfreitag(日本語「聖金曜日」)と言って、キリストが死んだ日らしい。 肉を食べてはいけない日。 魚は食べてはいいらしい。 「なぜ!」と突っ込みたくなるが。 日曜日はドイツ語ではOstern(日本語「復活祭」)。 私の記憶が間違いなければ、ドイツでは木曜日から日曜日までは4連休! さて本題に入って。 Keystone Meeting学会から帰ってきたら、研究室にiMacが届いていた。 ボスに「このソフトを使うには、Macのほうがいいんだ!」と言い張って買ってもらった一番安いMac。 どうせコンピューターなんか3年で時代遅れになるしね。 箱から出して電源いれただけで、感動。 なぜこんなにcool(クール)でCute(キュート)なんだろう! まだインターネットにもつないでないけど、一番肝心のソフトは入れた。 これだけで、私のマック買いたい熱が出てくるんですけど! うずうず。 しかも、Keystone meetingでは、スピーカーが全員マックでプレゼンテーションをしていて、リンゴマークが光っているラップトップがズラズラズラっと並んでいた。 一人としてWindowsのコンピューターを使っている人なんていなかった。 他の研究室のPIのところに遊びに行ってもマックがいるしー。 他の大学の研究室とのミーティングに行っても、みんなマックもってるしー。 なによりも、優秀な研究者が全員Macでプレゼンテーションしているしー。 私が優秀かどうかはさておき、Macを買って仲間に入れてもらわないと! 今のWindowsを3年以上使っているので、もうそろそろ買い時かしら?とか思っているのであった。 あと、ドイツや日本に帰るときにセミナーしたりするし。 そのときコンピューターを持っていくと疲れるので、もうちょっと軽いコンピューターが欲しいのであった。  New Englandファイナンス勉強会 にも、 プロ研 にも持って行くしね。 今の M45-S169 はディスプレイは15.4インチ、重さ6.2 lbs (約2.8kg)  私が欲しい(お財布的にも大丈夫)なMacBookはディスプレイは13.3インチ、重さ4.5 lbs (約2.04 kg) 今日の教訓 マック欲しい!

Keystone meeting @ Banff お遊び編

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さて、「 Keystone meeting @ Banff お勉強編 」の次に、お遊び編。 前にも行ったとおり、Keystoneはスキー学会である。 初めに考え出した人は絶対スキー(あるいはスノーボード)大好きだったのではないかと思う。 断っておくが、私だけがスキーをしに行ったのではない、偉い人達が学会一日前に到着したり、午後のセミナーを抜け出したりして、スキーをしに行くのである。リフトチケットは学会割引で手に入る。そして、夕方のセミナーにスキーウェアのまま登場する。日本人の科学者がスキーに行ったかどうかは不明だが。 私もスキーウェアを朝から着て朝のセミナーを聞き、昼から隣のラボのボスとスキーに行った。 その後帰って来てシャワーを浴びて夕方のセミナーを聞きに行った。 なので、会話はサイエンスの話かスキーの話であったりする。 私も知り合いの研究者の人に「スキーどこ行った?」と聞いてみたり。「明日も行くの?」と聞いてみたりする。筋肉痛になったとか、雪の質はどうだったとか。明日の天気はどうだったとか。私の同僚はHeli Ski(ヘリコプターでのスキー)に行ったので、行く前も行った後も話題をかっさらっていた。当然か。 では、お遊び編を始めることにする。 お遊びその1. まず、一個目のスキー場 Lake Louise 。 写真をクリックすると、大きな写真が出てきます。 スキー場とは、かくあるべき。 どこもかしこも雪でおおわれている。  適当に難易度の看板が立っていたりする。ときどきすごく危ないところにはネットが張ってあったり、「行くな」と書いてあったりする。 ぼけっと滑っているとブラック・ダイアモンド(上級者コース)に行ってしまったりして、非常に危険(笑)。だが、転んでも雪がやわらかいので、痛くないところが重要なところ。 ホテルに戻る直前に、ドイツにいたときの同僚とスキー場でばったり会う。 お遊びその2. Lake Louise(ルイーズ湖)に隣のボスのグループと一緒にお散歩。 凍っているLake Louise。この上を歩いて渡っていく。 一番奥にあった滝。 凍っている。 建物の向こう側に見えるのがLake Louiseのスキー場で、私は真ん中の白い山のてっぺんまで登ってすべり、同僚は左のほうの白い山まで登っていた。 お遊びその3. Fairmont Banff Spring